HOMEビジネス 2人に1人が副業可の会社を希望 ビジネスパーソン420人にアンケート調査

2人に1人が副業可の会社を希望 ビジネスパーソン420人にアンケート調査

丘田麻美子

2023/12/18(最終更新日:2023/12/18)


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オンライン人材マッチングプラットフォームを運営する株式会社クラウドワークスは、本業を持つ全国の20~50代の男女を対象に、「転職時の副業意向調査」を実施しました。

約半数が副業可の会社を選びたいと回答

今回の調査の結果、半数近い48.6%が「今後就職・転職するなら、副業可の会社を選びたい」と回答しており、副業を選択肢に入れて転職を考える人が多いことがわかりました。

世代別に回答をみると、特に20代・30代は50%以上の人が副業可の会社を選びたいと答えており、副業意欲が強い傾向にあることが見てとれます。

20代では51.7%、30代では57.1%と、いずれも半数を超える結果に。また、40代も半数に迫る48.9%が「そう思う・どちらかというとそう思う」と回答しています。

特に30代女性は副業可の会社を選びたい意向が強い

さらに詳しく、性別・年代別に結果を見ると、30代の女性の回答割合が高い結果になっています。

各世代を見ても、男性よりも女性の方が副業を視野に入れて転職をしたい傾向があるようです。

経団連(日本経済団体連合会)が2022年10月に公表した「副業・兼業に関するアンケート調査結果」によると、2019年以降は副業を容認する会社が増えており、2022年時点で約70%の企業が副業を「認めている」「認める予定」と回答しています。

昨今は、1日単位で各現場に派遣される「スポットワーク」の市場も注目されて始めており、働き方の選択肢が広がっています。

副業を「隙間時間でのお小遣い稼ぎ」ではなく、「キャリアを自らアップデートしていくための手段」として考えている人も増えているようで、今後は働き方の選択肢がより多様になっていきそうです。

<参照>
本業をもつ20~50代の現役ビジネスパーソンの2人に1人が「転職するなら副業可の会社」を希望
経団連:「副業・兼業に関するアンケート調査結果」を公表

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