洗剤・石鹸・歯磨きなどの生活用品を製造・販売するライオン株式会社は、トイレまわりの汚れの調査や調査実験を行っています。
コロナ禍において、飛沫感染を防ごうと「フタを閉めてトイレを流す」ことが効果的だとされ、多くの人が実践したようです。
しかし、掃除をするときにフタの裏側の汚れを気にしたという人はそう多くないかもしれません。
今回の調査では、流す時の水の飛び散りによる汚染についての検証も行っています。
自宅のトイレを流すとき「フタを閉めて流す」は56.2%
自宅でフタを閉めて流す人は多数派ですが、このうちの10.2%はコロナ禍をきっかけに閉めるようになったとのことです。飲食店や店舗などでは、閉めて流すことを促すポップが多く掲示されていましたよね。
フタを閉めれば周囲への飛散防止が期待できるものの、フタの裏側は汚れてしまいます。今回の調査では、1回流すごとに平均約90滴の飛び散りが発生することが判明しました。1日では約1,800滴にのぼり、トイレの水は単純に水を流しているわけではないため、汚染が心配されます。
トイレ掃除の際に「最も気になる汚れ」を調査したところ、フタの裏側はわずか数%という結果に。多くの人がフタの裏側の汚れを強く意識していないようです。お掃除のときは、フタの裏側に意識を向けてみてもよいでしょう。
飛沫が多い場所は汚染されやすい
同社の実験によると、フタを閉めてトイレを流すと、フタの裏側からは菌が検出され、飛び散りが菌汚染の原因になることが確認されたといいます。
トイレを流す際は「水」が飛び散るだけではないため、掃除せず放置するとニオイの発生にもつながることが考えられるそうです。
<参照>
知らなきゃ良かった トイレの秘密シリーズ 第9弾 コロナ禍で増加した“フタを閉めてから流す”派 見落としがちな「フタの裏側」が新たな汚れスポットに?!
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