日本の食料自給率は、かなり低いことをご存じでしょうか。
そんな課題を解決し、忙しい社会人の胃も満足させるための新しい試みとして、株式会社国産の生活は、冷凍宅配弁当事業「SEVENFOODS」をスタートしました。
「SEVENFOODS」とは?
「SEVENFOODS」は、農家直送で国産原料100%のお肉からお野菜まで全て国産原料のみ(調味料は除く)を使って調理を行っている冷凍弁当宅配サービスです。
メニューは、ベテランシェフが考案した30種類以上から常時選べて、飽きがこないようにしているとのこと。
現代のユーザーニーズである、“簡単に調理できること”は、電子レンジを使うことによって実現。また、管理栄養士監修で気になる「糖質・塩分」を抑えて健康に配慮しています。
忙しく時間のないビジネスマンが冷凍宅配弁当を利用することで、時短だけでなく、日本の食の未来を救うことにつなげられるサービスとなっています。
気になるメニューは?
1食あたり最安497円と、お財布にも優しい、冷凍であるのに健康も考えられる弁当には、「日本食」「洋食」「中華」「韓国料理」などとさまざまなジャンルがあります。
たとえば日本食は「国産鶏の筑前煮」や「国産豚のピーマンの肉詰め」など。洋食は「国産豚のデミグラスハンバーグ」、中華は「国産豚の回鍋肉」と、普段からよく口にするメニューが並んでおり、自分の好みや気分に合わせて選ぶことができます。
実質自給率はたった9%……?!
日本の食料自給率は38%、穀物自給率は26%です。しかし、輸入に頼っている飼料、肥料、種を抜いてしまうと実質自給率は9%しかありません。
では、食料自給率を上げるためにどうすればいいのでしょうか?
同社では、食料、穀物ともに自給率を向上させるためにまずは需要を増やすこと。輸入商品よりも安く毎日手に届く値段で国産を販売しなければならないと考えました。
そこで、生まれたのが、国産原料100%で輸入食品よりも安く販売する「SEVENFOODS」ブランドです。
家畜飼料の工夫
輸入大国の日本で一番輸入に頼っているのは家畜飼料で、フードマイレージ(食材の輸送距離を減らすことを目的)という食品の「輸送距離」×「輸送重量」では半分以上をこの家畜飼料で占めているそうです。
同社では、飼料用とうもろこしを自分達の畑で約30haの面積、また契約農家にも約20haほど作っています。
そのため、「SEVENFOODS」は国産餌も食べているお肉になるとのこと。輸入飼料よりもコスト面ではまだ高くなってしまうものの、日本の食料自給率を回復させるための取り組みとして、続けていく方針です。
<参照>
業界初への挑戦!日本を救うお弁当!食料自給率の回復を目指す!「国産原料100%の冷凍弁当」のサスティナブルフードサービス!
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