HOMEビジネス ガラケー時代の動画を鮮やかな4Kに! AI技術を応用した実証実験イベントを開催

ガラケー時代の動画を鮮やかな4Kに! AI技術を応用した実証実験イベントを開催

神田 晃輔

2023/12/11(最終更新日:2023/12/11)


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株式会社読売広告社(以下、同社)、株式会社オプテージ、株式会社博報堂DYホールディングスが運営する研究開発組織「Creative technology lab beat」は、参加者から預かった古い携帯電話に保存された動画の画質を4Kにする実証実験「思い出ムービー・アップデート」を実施します。

3Gサービスの終了がきっかけ

新しい通信規格として5Gが登場し、3Gは使われることが少なくなりました。

KDDIはすでに3Gサービスの提供を終了しており、ソフトバンクは2024年1月末、NTTドコモは2026年3月末に3Gサービスの提供を終了予定です。

そこで、3Gサービスの提供終了を前に、思い出を高画質化して振り返る機会を提供しようと今回の取り組みが企画されました。

ガラケー時代の動画を鮮やかに

そこで、今回「Creative technology lab beat」が提供するAI技術を活用した動画高精細化サービス「H-AI UpRes(アップレゾ)」を使うことで、3G対応携帯電話で撮影された動画を鮮やかにすることを目指します。

参加人数は30人が対象で、応募が定員を超えた場合は、参加者を抽選にて決定します。参加者の募集は12月11日(月)から12月17日(日)まで行います。

データの預かり・引き渡しは、実験型未来共創スペース「マイラボ渋谷」で行います。会場には、昔の渋谷の街並みを撮影した映像を4Kにアップスケールした映像を体験できる常設展示を用意しているそうです。

「思い出ムービー・アップデート」詳細

<参照>

YOMIKO、ガラケー時代の動画をAIで高画質化する実証実験イベント「思い出ムービー・アップデート」をプロデュース本日より参加者を募集開始

「FOMA」および「iモード」のサービス終了について

「CDMA 1X WIN」サービスの終了について

ソフトバンク3Gサービスを2024年1月31日に終了

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