スマートフォンやタブレット端末などで漫画アプリを楽しく活用している人は多く、デジタルコミックが広く浸透してきました。
競合サービスが多くあるなかで、LINEマンガは国内アプリ累計ダウンロード数4,000万を突破(2022年12月)したといいます。
同アプリを運営するLINE Digital Frontier株式会社は、分業制によるWEBTOON制作スタジオ「LINE MANGA WEBTOON STUDIO」を立ち上げることを発表し、各ポジションでクリエイターを募集しています。
副業・兼業、マンガ制作未経験者の応募も歓迎しているそうです。
WEBTOONとは?
WEBTOON(ウェブトゥーン)は、韓国発祥の「デジタルマンガ」の総称です。
右から左にページが展開する従来のマンガと異なり、縦にスクロールしながら読み進めていくため「縦スク」「縦読み」マンガと呼ばれることも。スマートフォンやデジタルデバイスで読みやすいことや、フルカラーであることも人気の理由のようです。
また、漫画家が単独もしくは少人数で制作するのではなく、スタジオ制として分業形式で制作されるケースも増えています。
得意なスキルに応じて参加できる
従来の日本のマンガ制作でも、原作者と漫画家、漫画家とそのアシスタントなどのかたちで分業されているケースが見受けられます。
一方で、WEBTOONはフルカラーでの週刊連載を基本とするため、従来のマンガ制作と比較してより多くの人々が携わる大規模なスタジオ形式での制作が多いようです。
各工程を分業体制で制作するため「絵は苦手だけど、企画・脚本なら」「イラストや作画には自信がある」など各自の得意なスキルを活かして作品作りに従事できることもそのメリットです。
LINE MANGA WEBTOON STUDIOでは、人それぞれの「得意なスキル」に応じて仕事を分業するとして、企画/脚本・ネーム・人物作画・人物着彩・背景・仕上げを担当する6つの職種でクリエイターを募集しています。
オリジナル作品として配信、世界展開も
同スタジオで制作されたWEBTOONは、「LINEマンガ」「ebookjapan」のオリジナル作品として配信されます。
作品がヒットすれば翻訳されて、10カ国以上にグローバル配信される予定です。
<参照>
「LINEマンガ」にて、分業制によるWEBTOON制作を行う「LINE MANGA WEBTOON STUDIO」が始動。クリエイター募集開始!
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