働く女性向け情報紙「シティリビング」を発行する株式会社サンケイリビング新聞社は、20~54歳の女性1,215人を対象に「働く女性に聞いた睡眠に関するアンケート調査」を実施。12月6日(水)に結果を公開しました。
本記事は株式会社サンケイリビング新聞社が実施・公開したアンケート調査を引用しています。
睡眠時間、何時間以上で満足できる?
睡眠の質への満足度をたずねると、7割近くが「やや不満である」「非常に不満である」と回答。「今後、睡眠の質をよくしたい」と答えた人は98%に上りました。
現状の睡眠に満足している人でも、もっと質を高めたいと思っているようです。
睡眠時間と満足度の関連性においては、普段の睡眠時間が7時間以上の人は「十分足りている」が8割、「ほぼ足りている」が6割となりました。
一方、普段の睡眠時間が7時間未満の人は、「少し足りない/全く足りない」との回答が75%以上に。睡眠の満足度を左右するボーダーラインは「7時間」のようです。
出社時と在宅時で起床時間を変えるとどうなるの?
通勤時間と睡眠の質の関係性についても調査しました。
最も睡眠の質に満足しているのは通勤時間0分(完全リモート)の人で、半数以上が満足と答えています。「1時間~1時間30分未満」のほうが「1時間30分以上」よりも不満を抱えている人の割合は多いようですが、全体的には通勤時間が長くなればなるほど、満足度が下がっていく傾向となりました。
出社時は早起きし、在宅時にはゆとりをもって起床する傾向がありそうです。
在宅時と出社時の起床時間に違いがある人は、起床時間が同じ人に比べて「睡眠時間が足りない」と感じる人が20ポイント近く多い結果となりました。また、睡眠時間の質への満足度にも6.5ポイントの差がありました。
睡眠の満足度を高めるには、在宅時と出社時、どちらも起床時間を同じにした方がよさそうです。
調査概要
・調査方法:会員向けWebアンケート
・調査対象:20~54歳の女性(主に有職者)
・有効回答数:1,215
・調査実施日:9月9日(土)~9月18日(月)
・調査主体:サンケイリビング新聞社
<参照>
~働く女性に聞いた睡眠に関するアンケート調査~ 出社時にのみ早起きする人は、睡眠時間と睡眠の質への満足度が下がる傾向に
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