HOMEビジネス 今改めて考える、テレワークのメリット・デメリットは? 出社回帰した人たちにアンケート調査

今改めて考える、テレワークのメリット・デメリットは? 出社回帰した人たちにアンケート調査

神田 晃輔

2023/12/05(最終更新日:2023/12/05)


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2023年から本格的に外出することへの規制が弱まり、オフィス出社ができるようになったことでテレワークという働き方も一旦落ち着いたと思います。

今、改めてオフィス出社をして働いている人は、テレワークについてどのように考えているのでしょうか。 

株式会社LASSICが運営するテレワーク・リモートワーク総合研究所は、テレワークを経験したことがある全国20歳〜65歳のビジネスパーソン男女1,044人に対し、「テレワークへの意識」についてアンケートを取った調査結果を発表しました。

時間に余裕が

調査の結果、テレワークのメリットとしては「通勤でのストレスがなくなった」が男性が66.9%、女性が72.7%を集め、1位となりました。

勤務場所がオフィスに限定されず、自宅など自分のやりやすい場所で業務に携われるため、通勤時間や満員電車に乗ることで生まれていたストレスがテレワークでなくなったそうです。

ほかにも「プライベート時間が充実した」や「家事や育児、介護など、家の用事に時間が作れるようになった」という回答も多く集まっています。テレワークで働くことにより、時間に余裕がうまれ、自分のライフスタイルが豊かになっていることが分かります。

一方、職場でのコミュニケーション不足に

テレワークは、自分の時間が多く持つことができるといった利点もある一方で、デメリットもあるようです。

調査結果によると、テレワークのデメリットとして最も回答を集めたのは「仕事とプライベートの区別ができない」という意見で、男性が42.3%、女性が43.1%でした。また、「上司、同僚とのコミュニケーションが取りづらい、減った」との回答も多く集まっています。

コミュニケーションが取りづらくなった理由の1つとして、テレワークによりチャットなどで会話を済ませることが多くなり、声での会話の減少が影響しているかもしれません。  

テレワークにより自分の時間が多く持てた一方、公私の区切りや職場でのコミュニケーション不足など、デメリットも存在する結果となりました。

調査概要

調査期間:11月10日(金)~11月13日(月)

調査対象:全国20歳〜65歳のテレワーク/リモートワークを経験したことがあるワーキングパーソン男女1,044人

調査方法:インターネット調査

<参照>

アフターコロナで強まるオフィス回帰、「テレワークへの意識」について市場調査結果を公開!

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