すべての商品が自然由来のライフスタイルブランド「il mero（イルメロ）」が新登場

丘田麻美子

2023/12/04（最終更新日：2023/12/04）

目次: +環境にやさしい植物由来の商品がラインアップ; +環境にかかる負荷を最小限に抑えた製品づくり; +「環境負荷になる包装資材の削減」をテーマに作られたエコバッグ

「Simply Amazingーあなたの感動が見つかるー」をコンセプトにした自然由来のライフスタイルブランド「il mero（イルメロ）」が登場しました。

手肌に優しい洗剤やキッチン小物などの製品を販売するブランドだといいます。

環境にやさしい植物由来の商品がラインアップ

11月24日（金）に、ブランドの第1弾となるオリジナル商品を発売。

「Simple Life,Simple Living」をテーマに、最小限のアイテムで暮らしをシンプルにする製品が登場しています。

製品はすべて自然由来のものを原料としており、人にも環境にも安全な成分を使用。排水後の環境にも意識を向けた製品作りが行われています。

同ブランドのオリジナル商品として発売されたのは、「食器用・野菜用洗剤」「多目的クリーナー」「クロス」「キッチンブラシ」「エコバッグ」の5製品です。

環境にかかる負荷を最小限に抑えた製品づくり

食器・野菜用洗剤の「Simple Soap Dishes and Veggies 240ml」は、ヤシやオーツ麦などの植物由来100%洗浄成分を採用。野菜や果物などの洗浄に利用しても安心な原料を利用しているといいます。

この洗剤の開発にあたり、洗剤成分などの「化学物質（有機化合物など）」が、微生物（バクテリア）の作用によって、水や二酸化炭素などの「無機物」へ分解される「生分解性」を高め、環境にかかる負荷を最小限に抑える配慮を行ったといいます。

クロスやブラシも、主な素材として植物性繊維が採用されています。廃棄する際に分解されやすく、環境負荷が少ない製品です。

「環境負荷になる包装資材の削減」をテーマに作られたエコバッグ

レジ袋が有料化されたことにより、エコバッグの需要が高まりました。同ブランドでは、コットン素材のエコバッグ「Original Net Eco Bag」もラインアップ。

コットンは、環境に配慮した製品の素材によく採用されますが、綿花（コットン）栽培の際に、水資源を大量に必要とすることから環境負荷が高いことが指摘を受けています。

ブランド運営事業者であるMGA-TOKYO社に取材をしたところ、環境負荷になる包装資材を削減しようと、このエコバッグを作成。日本では、水環境に配慮したサステナブルなコットンの調達が難しいことを踏まえたうえで、分解可能な植物由来であることからコットン素材を採用したといいます。

コットンをめぐる課題については、今後「真摯に取り組んで参りたい」とのことです。

一般財団法人日本綿業振興会｜コットンと環境

公式サイト：https://ilmero.com/

＜参考＞
ライフスタイルブランド『il mero（イルメロ）』が11月24日（金）新登場！！

【関連記事】