HOMEライフスタイル 10人に1人がLGBTQ+当事者。婚姻の自由を目指し、マイナビウエディングが特設サイトをオープン

10人に1人がLGBTQ+当事者。婚姻の自由を目指し、マイナビウエディングが特設サイトをオープン

Honoka Yamasaki

2023/12/04(最終更新日:2023/12/04)


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株式会社マイナビが運営する結婚式情報サイト「マイナビウエディング」は2023年11月22日(水)、ウエディング業界におけるLGBTQ+の理解増進プロジェクト「OVER THE RAINBOW WEDDING」をオープンしました。

12万組以上のLGBTQ+カップルが結婚を検討

電通グループの「LGBTQ+調査2023(※1)」によると、LGBTQ+当事者の割合は9.7%という結果が出ています。約10人に1人に相当するこの結果は、左利きの数とほぼ同じ割合とされています。セクシュアルマイノリティは「マイノリティ(少数派)」とされていますが、多く存在するということです。

2015年から始まったLGBTQ+カップルの関係が「法律上の婚姻と同等」とみなされるパートナーシップ制度には、3,000組以上(※2)のカップルが登録(2022年9月時点)。同性婚が認められた場合に、結婚する可能性があるカップルは推定で120,000組(※3)といわれています。

しかし、現状の日本では同性婚が認められていません。さらに、この数字にウエディング業界は追いついていない現状があり、マイナビウエディングの調査では、LGBTQ+のカップルに対して「適切なサービスを提供できていないと思う」と回答したウエディング関連企業は6割以上(※4)にのぼりました。

出典:
1. 電通グループ「LGBTQ+調査2023」
2. 日本経済新聞「パートナー制、東京都が開始 LGBTQの家族公認」
3. 認定NPO法人虹色ダイバーシティ「結婚の平等が実現したら結婚する可能性のある人数(推計)」
4. マイナビウエディング主催セミナー参加者アンケート(対象:式場・ウエディング関連企業担当者/n=218)

LGBTQ+フレンドリーなウエディング企業が検索できる「OVER THE RAINBOW WEDDING」

LGBTQ+を取り巻くさまざまな結婚における現状を受け、マイナビが運営する結婚式情報サイト「マイナビウエディング」は、LGBTQ+フレンドリーなウエディング関連企業を探せるサイト「OVER THE RAINBOW WEDDING」をオープンしました。

サイト上では、LGBTQ+フレンドリーな結婚式場やジュエリーブランド一覧を、地域別に検索できます。

さらに、LGBTQ+カップルへの理解を深めるため、業界企業向けに「LGBTQ+フレンドリーハンドブック」を制作しました。

LGBT求人サイトを運営する株式会社JobRainbowがによる監修、スペシャルサポーターとして、LGBTQ+当事者であるこてぃもかさんカップル、ShoRyoさんカップル、あいたむさんカップル、Kさんによる協力のもと、LGBTQ+当事者への接客の際の心得や配慮すべき点がまとめられています。

LGBTQ+フレンドリーなウエディング関連企業を募集

「OVER THE RAINBOW WEDDING」は、LGBTQ+フレンドリーな企業を増やし、「多様なウエディングの実現」を目指しています。マイナビウエディングの想いや取り組みに賛同するウエディング関連企業は、以下よりお申し込みを受け付けているとのことです。

お申し込みURL:https://survey.mynavi.jp/cre/?enq=2EMeH4IekH8%3d
「OVER THE RAINBOW WEDDING」URL:https://wedding.mynavi.jp/contents/special_contents/LGBTQ+/

〈参照〉
マイナビウエディング、ウエディング業界のLGBTQ+理解増進プロジェクト『OVER THE RAINBOW WEDDING』を本日11月22日より始動

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