世界に目を向けてみると、他人事ではないできことが起きています。戦争や紛争、病は対岸の火事ではありません。気になってはいるけど、何をきっかけにしたらいいか戸惑っている人もいるのではないでしょうか。
人々が安全に暮らせる世界のために何ができるのか考えるあなたへ、U-NOTE編集部は今回、まだ間に合うイベントや情報を中心に4つの記事を紹介します。
今、私たちに何ができるのか
パレスチナ・ガザ地区の人道危機をめぐる無料トークイベント開催 いとうせいこう・JNN前中東支局長らが出演【国境なき医師団】
「国境なき医師団(MSF)」が12月11日(月)、パレスチナ・ガザ地区で深刻化する人道危機をテーマとした無料のトークイベントを開催します。オンラインでの参加も可能です。
イベントは題して「ガザ地区で目撃した現実──今、私たちに何ができるのか」。同団体メンバーをはじめ、現地を訪れて書籍を出したゆかりのある作家・いとうせいこうさん、記者で前JNN中東支局長の須賀川拓さんが出演します。
MSFは、「私たち1人ひとりに今、何ができるのか、一緒に考えてみませんか」と参加を呼びかけています。
平和を願って歩こう!
歩いてウクライナを支援! ウォーキングの歩数で寄付額が決まる「チャリティウオーク」12月開催
ロシアによる侵略で苦境にあるウクライナへの支援につなげようと、ウォーキングの歩数などに応じて協賛企業から国際支援にあたる認定NPO法人に寄付が送られる「チャリティウォーク」と呼ばれるイベントのエントリー受付が始まりました。
「あなたの一歩が寄付になる!平和を願って今、歩こう! 歩くウクライナ支援PEACE WALK」と題したこのイベントは、専用アプリをスマートフォンにインストールすれば無料で誰でも参加できます。
実施期間は12月4日(月)から同17日(日)まで。
東京都エイズ予防月間です
12月1日は「世界エイズデー」 東京都は11/16~12/15の期間にHIV/AIDS予防啓発活動を実施
世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定した世界エイズデー(World AIDS Day/毎年12月1日)。
東京都は11月16日(木)から12月15日(金)の期間を「東京都エイズ予防月間」と制定。「UPDATE HIV! 小さな行動 大きな未来」をテーマに掲げて、HIV/エイズの予防啓発とともに、HIV陽性者への正しい理解を進めるべくHIV検査などの拡充や啓発活動を集中的に行います。
世界標準の「数字で話す」って?
日本復興のカギは“数量的な思考方法”……? 国際基準の大切さを知る『数字で話せ! 「世界標準」のニュースの読み方』発売
株式会社エムディエヌコーポレーションは、『数字で話せ! 「世界標準」のニュースの読み方』を発売。
本書は、経済・安全保障・国際社会・AI・行政など幅広い分野から、世界が常識としている考え方のキーポイントや、基礎的な思考方法について述べています。
特にロシアによるウクライナ侵攻など、暮らしの安寧に関わる身近な問題が勃発している今、世界では何が起こっていて、これからどうなっていくのかを個々の人間が理解しなければならないそうです。正しい判断をしていくために重要な「世界が標準としている考え方と常識を知ること」「数字を読んで考え、数字で話す力」などを解説しています。
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