「上司や先輩と視点が違うな~」「うちの組織、ヤバくない?」と感じたことはありますか?
今、若者として働く人と‟かつて若者だった”上司や先輩たちと「求めるもの」や「常識」が違うことが原因ですれ違っているのかもしれません。
そんな悩みを持つ人へに役立ちそうなビジネス書『「部下の気持ちがわからない」と思ったら読む本』が、株式会社ハーパーコリンズ・ジャパンから2023年11月22日(水)に出版されました。
マネジメント層に「部下の気持ちがわかる」リーダーとなるよう意識改革を迫る書籍ですが、若手ビジネスパーソンにとっても、理解しづらい上司や先輩たちの考え方や常識を学ぶことができそうです。
著者は炎上とリスクマネジメントの専門家
本書は、人事コンサルタントとして労務問題やハラスメント、労務トラブル、ネット炎上問題などを経験してきた著者が、今の時代に必要不可欠な「リーダーの新常識」をつづった1冊。
著者の新田龍氏(画像)は、炎上とリスクマネジメントの専門家で、X(旧Twitter)のフォロワーは12.8万人に及ぶそうです。
これまでに『ワタミの失敗』(KADOKAWA・刊)、『問題社員の正しい辞めさせ方』(リチェンジ・刊)などを執筆しています。
かつての若者と今の若者は求めるものが違う!
「マイナビキャリアリサーチLab」の調査によると、若手社員の早期離職率は平均で30%を超えているそうです。
人口減少などで労働者不足が叫ばれるなか、若手社員の早期離職は多くの企業で課題となっています。
かつて、若い人たちが働くうえで重要視していたことは「出世」「給料アップ」だと本書は指摘。
また、現代の若手社員は「働く時間と場所を自由に選べる」「周囲に気兼ねなく定時に帰り、休みも取れる環境」など、ワーク・ライフ・バランスの確保を重要視しているため、かつて若者だったマネジメント層とギャップが生じていると伝えます。
さらにIT技術の進歩や、業務のDX化が推進されるなかで、従来とは異なるスキルの必要性が高まっており、「自分たちが若手の頃はこれが当たり前だった!」というマネジメント層・かつての若者たちの常識は、もはや非常識だと論じています。
書籍情報
『「部下の気持ちがわからない」と思ったら読む本』
著者:新田龍
定価:1870円(税込)
発売日:2023年11月22日(水)
発行:株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン
判型:四六判並製
ページ数:272
Amazon:https://amzn.to/3N4LzJg
<参照>
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