サントリー株式会社は、ウイスキー、リキュール、ワインなどの一部商品について、2024年4月1日(月)出荷分から価格改定を実施します。
国産プレミアムウイスキーが大幅に値上げ
同社が販売している国産プレミアムウイスキーでは「サントリーウイスキー 響」「サントリーシングルモルトウイスキー 山崎」「サントリーシングルモルトウイスキー 白州」「サントリーウイスキー 知多」「SUNTORY WORLD WHISKY 碧Ao」の5ブランド19品目が価格改定の対象です。
特に「サントリーウイスキー 響 30年」、「サントリーシングルモルトウイスキー 山崎 25年」、「サントリーシングルモルトウイスキー 白州 25年」の3種類は元価格が16万円から今回の価格改定で125%増の36万円となり、大幅な値上げとなります。
さらなる“ものづくり”のために
同社によると、これまで行ってきた蒸溜釜や貯蔵庫増設をはじめとした生産設備を強化するほか、さらなるブランド価値向上を目的とした、中味品質の向上、環境に配慮したものづくりなどを行うために価格改定を実施したとのこと。
同社は改定にあたり、「これからも『美味品質の追求』『お客様体験の進化』に挑戦し、世界最高水準のウイスキーづくりを目指していきます」とコメントしています。
ネット上では、価格改定する4月までの対応として「今のうちに買わなきゃ」という反応や「転売ヤーの影響」など価格の値上げについて転売が関わっているのではないかと予想している人もいました。
梅酒なども値上げ
また、同社は、そのほかのウイスキー・リキュール・ワインなどの一部商品についても、2024年4月1日(月)出荷分から価格改定を実施。例として、「サントリーウイスキー ホワイト(640ml)」は1,174円から1,410円、「サントリー梅酒〈山崎蒸溜所貯蔵梅酒ブレンド〉」は1,365円から1,570円となります。
この値上げの背景には、穀物原料などの原材料・資材・輸送費などのコストアップの影響があるそうです。
<参照>
ウイスキー・リキュール・ワイン等 一部商品の価格改定について
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