ウェルネス関連事業を展開する株式会社TENTIAL(テンシャル)は、日本全国の20~60代567人を対象に「疲れに関する調査」を実施。例年に比べて疲れが溜まった人が多いことが判明しました。
その要因はどこにあるのでしょうか。詳しい調査内容をみていきましょう。
疲れている人が半数
「例年に比べて、今年はより疲れが溜まっていると感じる」との質問に、「どちらかといえば溜まった」40.2%、「溜まっている」が25.9%と溜まっていると感じている人が66.1%と半数以上の結果に。
「昨年と比較して増えた項目を教えてください」の回答として、1番多かったのが「趣味・娯楽の時間」で29.8%、次いで「外食」が26.3%、「仕事時間」が22%でした。
新型コロナウィルス感染症が第5類に緩和されたことで、今まで制限されていた外出や人との交流が増え、リモートワークから出社勤務へと変わったことが影響しているようです。
猛暑の影響で疲れが溜まった夏
「1年で最も疲れを感じる時期については、8月で31.7%と最も多く、12月が20.6%、その他の月は1桁台とはっきりと差がでました。
12月は、年内で終わらせるべき作業があって忙しい人が多いためかとも思えますが、8月については今年のかつてないほどの猛暑が一因だったようです。「猛暑の時期で通勤だけで疲れる」「暑いのもあいまって疲れが倍増するように感じる」など猛暑絡みのコメントが寄せられました。
1番欲しているのは睡眠
「疲労回復のためにしていること」と「疲労回復のためにしたいこと」の両方で断然トップだったのが、睡眠時間の確保で、それぞれ53.4%と54%と過半数となりました。
この2つの質問で、ほかにも上位で共通しているのは、「ストレスの発散」「食事を気をつけている」「定期的な運動」です。どれも健康を保つには必要な要素で、その中でも睡眠が1番重要と考える人が多いようです。
調査概要
調査主体:株式会社TENTIAL
調査名:疲れに関する調査
調査エリア:全国
調査対象者:20~60代
回収サンプル:567
調査期間:2023年11月3日(金)~8日(水)
調査方法:WEBアンケート
<参照>
約3分の2の人が例年よりも「疲れている」ことが判明。TENTIALが「2023年疲れに関する調査」結果を発表
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