HOMEビジネス 麻布台ヒルズの「ファミマ!!」はサステナブルを詰め込んだ店舗に コンビニで資材再利用の流れも

麻布台ヒルズの「ファミマ!!」はサステナブルを詰め込んだ店舗に コンビニで資材再利用の流れも

神田 晃輔

2023/11/21(最終更新日:2023/11/21)


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株式会社ファミリーマートは、大型複合施設「麻布台ヒルズ」にある「森JPタワー」内タワープラザ4階に「ファミマ!!麻布台ヒルズ店」を11月24日(金)に開店。サステナブルな取り組みを詰め込んだ店舗となっています。

店舗の内装は「再利用」がいっぱい

端材デニム生地をアップサイクルした左官素材

同社は、2020年から店舗内装に再生素材を用いた取り組みを開始しています。

今回の店舗内装にはデニム工場から排出される端材デニム生地をアップサイクルした再生素材を使用。デニム生地を再利用して店舗の内装に活用するのは初めての取り組みだそうです。

また、陳列棚の素材やレジ後ろ側の壁面、レジカウンターでも環境に優しい素材やリサイクル素材を使用しています。

好きなものを好きな量とれる!

そのほかにも、株式会社寺岡精工が手がける、「好きなものを好きなだけ」購入できる量り売りコーナーの展開や、マイボトルで水・炭酸水の給水が可能な「ボナクア ウォーターバー」(コカ・コーラ社製)も置かれているそうです。

ローソンでも建物建材の再利用

店舗に「サステナブル」素材を活用する動きは、ファミリーマートに限らずローソンでも。

商業施設や事業施設などを運営している大和リース株式会社は、株式会社ローソンと共同で、閉店したローソン店舗の屋根・壁・柱・梁・サッシなどの建物建材を新店舗に再利用する取り組みを行っています。

その取り組みを実施した1号店として、11月17日(金)に岡山県津山市に「ローソン津山高野山西店」をオープンしました。

この店舗では、閉店したローソン店舗の躯体・外壁部分(基礎部分を除く)に使用している建材を重量ベースで約9割再利用しているそうです。

<参照>

SDGsを軸としたRE-CONVENIENCE(リ・コンビニエンス)店舗 ファミマ!!麻布台ヒルズ店 11月24日(金)オープン ~店舗内装には端材デニム生地をアップサイクルした再生素材やエコ素材ボードを使用~

ローソン店舗の建物建材の9割を再利用する取り組みを開始(ニュースリリース)

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