長年、民間企業のビジネスパーソンとして活躍してきた島耕作氏が、佐賀県の副知事に就任して公務員としてのキャリアをスタート。11月14日(火)には、早稲田大学の大隈記念講堂にて副知事就任式が行われました。
この異例の人事は、企業やコンテンツなどとのコラボレーションで佐賀県の魅力を発信する佐賀県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の一環。人気ビジネスマンガ「島耕作シリーズ」とコラボした「副知事 島耕作」プロジェクトを実施します。
「島耕作」とは
「島耕作」とは、1983年から弘兼憲史さんにより描かれた漫画の主人公です。
「課長 島耕作」から始まり、部長・取締役・常務・専務・社長・会長・相談役・社外取締役とキャリアを積んでいき、そのキャリアや時代に合わせた奮闘や葛藤などが描かれています。
また、課長就任前の新入社員時代や係長時代の島耕作の活躍を描いた漫画が、2000年代より掲載されています。
島耕作が佐賀県の副知事に就任
11月14日(火)に早稲田大学・大隈記念講堂で開催された副知事就任式には、佐賀県の山口祥義知事、島耕作シリーズのファンを代表してタレントの中川翔子さん、作者の弘兼憲史さんが出席。
島耕作の出身校であり、佐賀県出身の大隈重信が創設した早稲田大学を会場に選んだといいます。
担当はスポーツビジネスと半導体産業
島耕作副知事が担当するのは、スポーツビジネスと半導体産業に関する情報発信です。
佐賀県は、国スポ「SAGA2024」の開催や、SAGAアリーナの誕生、プロスポーツチームの躍進など、スポーツ分野が盛り上がっています。
また、県内企業や教育・研究機関、行政で組織された「さが半導体フォーラム」が発足するなど、半導体産業の発展を目指しているそうです。
島耕作副知事は、佐賀県のこれらの分野についての情報発信を担当し、さらなる盛り上がりを加速させるということです。
<参照>
中途採用者の割合で全国一の実績をもつ佐賀県が、“異例の人事”を発表!島耕作が、佐賀県副知事に就任!
【関連記事】
大手新聞紙の記者がVTuberになるまでーーマスコミ業界は今後どうなる?:フリージャーナリスト・宮原健太氏インタビュー【Part4】
毎日新聞社で首相官邸や立憲民主党、外務省などの政治取材に携わり、現在はフリーランスの政治ジャーナリストとして活動する宮原健太さん(31)。 文春オンラインやプレジデントオンラインなど雑誌や...
後継者不足に悩む事業者を救う事業承継マッチングラットフォームを公開【新潟県南魚沼市】
地域で育まれてきた事業を次世代に繋ごうと地方自治体・商工会と連携し、事業承継マッチングを行うサイト「relay the local」(リレイザローカル)。後継者がいないため、事業を譲渡したいと考...
「良い仕事をするには、都市圏に住んだ方がいい」と半数以上の若者が回答【トラストバンク地域創生ラボが調査】
ふるさと納税事業などを展開する株式会社トラストバンクは、同社の調査研究組織である「トラストバンク地域創生ラボ」が実施した「東京圏の若者の地方に対する意識調査」の結果を公開しました。 この調...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう