20代男女を対象に「住まい」について調査が実施されました。調査主体はベンチャーサポート不動産株式会社。
同社は、税理士・弁護士・司法書士・行政書士・社会保険労務士などの士業有資格者・専門家による企業、ベンチャーサポートグループ株式会社のグループ企業です。
本記事はベンチャーサポート不動産株式会社が実施・公開したアンケート調査を引用しています。
現在の住まいに対する満足度は?
現在の住まいに「満足している」と回答した人の割合は、既婚者・未婚者とも持ち家の居住者が最も高い結果に。とくに「既婚・持ち家」の回答者の満足度は9割を超えています。
理想的な住まいの要素は、「間取り」が1位(57.8%)となり、「立地条件」「デザイン・インテリア」が続きました。
家を所有する・賃貸するそれぞれのメリット
持ち家を選ぶメリットについてたずねると、「安定した住まい(62.3%)」「自由なカスタマイズ(32.5%)」「プライバシーの確保(31.9%)」という結果に。
一方、賃貸では「生活拠点の移動の柔軟性(49.9%)」「メンテナンス費用の負担軽減(37.1%)」「初期費用の軽減(34.0%)」をメリットだとする回答が並びました。
では、デメリットは?
持ち家を購入する際の懸念について、「経済的負担」を掲げる人が最多に。「住宅ローンの審査や承認、返済」「転勤や異動、生活スタイルの変化などによる将来の不確実性」が続きます。
また、賃貸を選ぶ際には「長期的な家賃の支払い」「家賃の上昇」「メンテナンスの遅れや不備」などがの懸念だとの見解が示されました。
将来のライフスタイルや経済状況を考えた場合、最終的に持ち家と賃貸どちらを選ぶことになるかも調査。
全体的に「持ち家」と回答した人が多い結果になりました。ただし、未婚かつ賃貸に現在住んでいる人からは「賃貸」との回答が多いようです。
調査概要
調査方法:ゼネラルリサーチ株式会社のモニターを利用したWEBアンケート方式で実施
調査の対象:ゼネラルリサーチ社登録モニターのうち、20代の男女(既婚者50%・未婚者50%)を対象に実施
有効回答数:1,012人(既婚者:504人、未婚者:508人)
調査実施期間:9月6日(水)~9月8日(金)
<参照>
<20代の住まいへの意識調査>持ち家に住む既婚者は「住まい満足度」9割超。一方で賃貸に住む未婚者の6割近くは、将来も賃貸に住み続ける予定
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