HOMEライフスタイル あなたはAIと友だちになれる? ChatGPT利用者を調査してわかったこと

あなたはAIと友だちになれる? ChatGPT利用者を調査してわかったこと

ヒロセエリ

2023/11/16(最終更新日:2023/11/17)


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チャットプラス株式会社は、全国の20代~60代男女を対象に「AIに対するイメージ」に関する調査を実施しました。

東京都・栃木県・福島県で正式に導入するなど、徐々に広がりを見せているChatGPTですが、今後人間の代わりになるのでしょうか。

今回の調査結果から8割以上の人が、今後AIが人間の代わりになると回答していることがわかりました。でも友だちとしては……? 詳しくみていきましょう。

東京都デジタルサービス局
栃木県
福島県

ChatGPTの利用率

「ChatGPTを利用したことはありますか?」と質問したところ、「何度か利用したことがある(16.7%)「よく利用している(6.0%)」と約2割の人が利用しているようです。ChatGPTは、昨年から大きな話題となり、多くのメディアでも取り上げられていますが、実際に使っている人は少ないようです。

利用者の年代別で見ると、20代が「よく利用している(11.9%)」「何度か利用したことがある(20.2%)」と最も多く、60代が「よく利用している(1.0%)」「何度か利用したことがある(17.0%)」と一番少ない結果で、年代が上がるほど利用率が下がっています。

他年代は次のような結果でした。30代は「よく利用している(8.5%)」「何度か利用したことがある(15.9%)」。40代は「よく利用している(6.8%)」「何度か利用したことがある(14.0%)」。50代は「よく利用している(1.9%)」「何度か利用したことがある(16.5%)」。

AIに抵抗感がない、日常的にSNSを使う年代が多い結果のようにも思います。またその利用目的も年代の利用率に反映されているのかもしれません。利用目的をみていきましょう。

ChatGPTを何に使っているのか

「ChatGPTの用途や利用目的」で最も多かったのが「調べもの・リサーチ(52.6%)」で、続いて「雑談・暇つぶし(35.5%)」、ほぼ同率で「創作およびそのヒント(16.7%)」「ビジネスアシスタント(16.2%)」と、調べものやリサーチで使う人が多い結果でした。

ChatGPTはこちらの問いかけに対して、文章やキャッチコピー、アイディアなどを提案してくれるため「仕事での書類作成でどのように作るのか参考で使用した」「お客様へのメールに送る言葉の言いまわし方を調べた」「新しいアイディアがないか調べた」などのコメントが見受けられました。

ChatGPTは人間に近い?

「ChatGPTの回答精度において、どの程度人間との近さを感じましたか?」との質問に、「ある程度人間に近いと感じた(62.7%)」「とても人間と近いと感じた(7.5%)」と、約7割の人が人間と近いと感じていることがわかります。

また「今後、AIが人間の代わりになると思いますか?」との質問に「ある程度はそう思う(68.9%)」「とてもそう思う(15.4%)」と、8割以上の人が人間の代わりになると答えています。

ChatGPTは友だちになれるのか?

8割以上の人が人間の代わりになると答えていますが、友達にはなれるのでしょうか。

「もしAIが人間の代わりになるレベルまで進化した場合、あなたはAIと友達になれますか?」と、あくまでもAIの回答の精度が今まで以上に高く進化した前提の質問になりますが、質問してみました。それでも「なれないと思う(65.4%)」と7割近くの人が友だちになれないと答えています。

「気持ちを分かち合えないと思うから」「何を考えているか分からないから」「リアルに触れ合えないから」など、共感できない・分かち合えないことがネックになっているようです。

AIはある程度人間に近く、仕事や生活をサポートしてくれるなど、人間の代わりになると感じ場面はあっても、親しい関係を築く友達になるのは今より進化しても難しいようです。

調査概要

「AIに対するイメージに関する調査」
調査期間:2023年8月21日(月)〜2023年8月22日(火)
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
調査人数:1,007人
調査対象:調査回答時に20代〜60代の男女であると回答したモニター
モニター提供元:ゼネラルリサーチ


<参照>
【AIが人間の代わりになると答えた人は〇割!】ChatGPT利用者の会話内容を調査【あなたはAIと友達になれますか?】

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