我々より先に、ラーメンが宇宙に飛び立ちました。
無限のかなたに行ったラーメンは、とろとろ極厚チャーシューと極太メンマが有名な、⼤阪のラーメン店「⼈類みな麺類(⼤阪・南⽅)」を運営するUNCHI株式会社の商品。
一体、どうしてラーメンが宇宙に飛び立つことになったのでしょうか。
ラーメンを宇宙へ発射……?
UNCHI株式会社が開始した「人類みな麺類 宇宙へ!!!」は、『ラーメンの食材一式』や、『隕石ラーメン鉢を作るための⼟』『大阪・関西万博専用看板』などを打ち上げ、約6か月間宇宙遊泳し、地球に帰ってくる宇宙プロジェクトとのこと。
東部標準時=ESTの11月9日(木)8:28(日本標準時=JSTの11月10日(金)10:28)にイーロン・マスク⽒率いるアメリカの航空宇宙メーカーSpaceX社の宇宙ロケット「Falcon 9」に、ラーメンの食材一式を乗せて、無事に打ち上げられたそうです。
※打ち上げられた食材・土・看板
同プロジェクトのミッションは3つ。
1つ目は日本の土を宇宙に持っていき、持ち帰ってきた土をもとに「隕石ラーメン鉢」を製作すること。
2つ目は、UNCHI株式会社は、火星に一番最初のラーメン店を出店することを目指し、6カ月間宇宙線に曝露されたラーメンを研究し人類に無害なのかを検証すること。
そして3つ目は、「大阪・関西万博2025」の出店を目指して、招待された際に大阪代表ラーメン店として盛り上げることです。
月の石を参考にした隕石ラーメン鉢
同社によると、ロケットで打ち上げられたものは「世界初」の試みとして、半年以上宇宙空間に暴露され、2024年の5月ごろに地球に帰還する予定とのこと。
宇宙遊泳した食材は「宇宙でも作れる、そして食べられるユニバーサル・サスティナブルなラーメン」への挑戦の第一歩と位置付けて、すでに宇宙関連事業への展開を目指す他企業とともに、“究極の”ユニバーサル・サスティナブルラーメンの開発に着手しているそうです。
打ち上げられた食材などは地球に帰還後、「隕石ラーメン鉢を作るための土」をもとに「隕石ラーメン鉢」を作成。宇宙から帰還した「2025年日本国際博覧会専用看板」とともに、人類に対して宇宙は手元まで来ていることを伝える考えだそうです。1970年⼤阪万博で来場者に感動を与えた「⽉の⽯」にならった取り組みとのこと。
今後同社が大阪のラーメン代表店として、「大阪・関西万博2025」に招待されるか、宇宙へ行ったラーメンの味は地球で食べるものと変わるのか、気になってしまう取り組みですね。
<参照>
遂に人類みな麺類のラーメンが宇宙へ飛び立つ!! UNCHI株式会社の宇宙プロジェクト「人類みな麺類 宇宙へ!!!」がスタート!
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