株式会社キングジムは、株式会社伊藤園(以下、伊藤園)と「紙製ホルダー(茶殻紙タイプ)」を共同開発し、12月8日(金)より発売します。
茶葉を有効活用
この製品の製造には、伊藤園の「茶殻リサイクルシステム」が採用されています。
このシステムは、「おーいお茶」などの茶系飲料を製造するときに生まれる茶殻(抽出した後に残った茶葉など)をリサイクルし、限りある資源の代替え原料としてさまざまな製品に生まれ変わらせる伊藤園独自のシステムです。
今回はこのシステムによって開発された「茶殻紙」を使用し、茶殻を混ぜた紙製のホルダーを開発。茶殻を紙パルプと混合することで紙原料の使用量を削減できます。
展開されるホルダーは紙製ホルダーと二つ折り紙製ホルダーの2種類が展開。また、二つ折り紙製ホルダーには内側に名刺を差し込めるスリットが付いています。
紙製ホルダーは10枚入り、二つ折り紙製ホルダーは2枚入りとなり、販売。ホルダーを包んでいる紙にも「茶殻紙」を使用しています。
紙製ホルダーには、10枚当たり「お~いお茶」600mlペットボトル約3本分、二つ折り紙製ホルダーには、2枚当たり「お~いお茶」600mlペットボトル約2本分の茶殻を配合しており、紙原料の使用量の削減を実現しているそうです。
茶葉の良さを活かすデザイン
ファイルには、茶葉からできたことをデザインから分かるような工夫が。展開される2種類のファイル内側には、茶葉のデザインがプリントされています。
また、「茶殻紙」ならではの地模様により、ホルダーに収納した書類が外から見えづらくなっています。二つ折り紙製ホルダーは溝を掘る加工をすることで、ファイルの表面が波状で折れ曲がりにくい仕様です。内側には、名刺が差し込めるスリットも付いています。
同社によると茶葉からできているので、ファイルからはほのかなお茶の香りがあるそうです。ファイルを取るときに、お茶の香りで気分転換する機会になるかもしれません。
ファイルの購入ページはこちら
<参照>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000586.000000288.html
https://www.kingjim.co.jp/sp/ochagaraholder/
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