この数年、住宅街で「ちょっとオシャレできれいなコインランドリーが増えてきている」と感じたことはありませんか?
羽毛布団や毛布などの大型のものが洗えるハイスペック機が設置されていたり、スニーカーやペット用品などを丸洗いするための専用洗濯機などを備えていたりすることがあるといいます。
今年、開業10周年を迎えたという洗剤を使わないコインランドリー「wash+(ウォッシュプラス)」をご存じでしょうか。
独自で開発したアルカリイオン電解水を「洗剤」として用いた「水で洗う洗濯」ができるコインランドリーです。
洗剤を使わないことで節水などを実現
アルカリイオン電解水とは、アルカリ性の水のこと。いわゆる化学合成の洗剤のように汚れを落とすとして、お掃除グッズも多く販売されています。
汚れ(油脂)をグリセリンと脂肪酸に分解して石鹸化する作用があり、界面活性効果で汚れを落とすのだといいます。また、泡立たないため「すすぎ」が簡単であり、節水を実現し、水質汚染を軽減します。
また、洗剤の「すすぎ残し」に反応してしまう肌の弱い人や、香料が苦手・アレルギーなどを起こしてしまう人にとっては、合成洗剤を使わずに洗濯できるということは、とても嬉しいのではないでしょうか。
wash+では、代表者にお子さんが誕生したことをきっかけに、誰もが安心して洗濯ができる環境を実現しようと、アルカリイオン電解水「wash+ Water」を開発、さまざまな特許を取得したそうです。
コインランドリー専用IoTプラットフォームを開発
wash+は、コインランドリー専用IoTプラットフォーム「smart laundry」を開発・導入しています。
ユーザーは、アプリを使うことで洗濯乾燥機、洗濯機、乾燥機の空き状況をリアルタイムで確認。洗濯や乾燥が終わると、アプリを通じて完了通知が届きます。
さらに、スマートフォンから遠隔で、利用中の洗濯乾燥機や洗濯機の窓を透明から曇りガラス状に切り替えたり、ドアをロックすることもできるそうです。さらにクレジットカードでの決済もこのアプリで行われるそうです。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000053641.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000053641.html
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