Zoomを初めて使う人は、使い方や操作方法がわからず困っているのではないでしょうか。
本記事では、Zoomを始める初心者のためにZoomの使い方を画像を使って紹介。Zoomに必要なものや、アカウントの作成方法、入室する方法など初歩の初歩からZoomの使い方を見につけていきましょう。
- Zoomを使用するために必要なもの
- スマホ・パソコンでZoomのアカウント作成をする方法
- 使い方を覚えておきたいZoomの機能
Zoomとは?
いまや世界的に有名となったWeb会議ツールZoomですが、どのようなものなのか知らない人も多いのではないでしょうか。
Zoomとは、オンラインミーティングやチャット、ホワイトボードなどを提供するコミュニケーションプラットフォームのひとつです。主に、Zoomはビデオ会議に使用されます。
大学や高校などの教育機関だけではなく、行政や金融機関などでも幅広く使用されています。
Zoomを使用するために必要なもの
パソコンやスマホなどのデバイスだけではZoomを使用することはできません。以下では、Zoomを使用するために必要なものについて詳しくご紹介します。
スマホやパソコン、タブレットなどのデバイス
Zoomはパソコンだけではなくスマホやタブレットなどからも使用できます。
しかし、バージョンが古すぎるデバイスの場合、Zoomを使用できない場合があります。サポートされているデバイスを使用するほうが無難です。
- macOS X と macOS X (10.10) 以降
- Windows 11
- Windows 10
- Windows 8 または 8.1
- Windows 7
- Ubuntu 12.04 以降
- Mint 17.1 以降
- Red Hat Enterprise Linux 8.0 以降
- Oracle Linux 8.0 以降
- CentOS 8 以降
- Fedora 21 以降
- OpenSUSE 13.2 以降
- ArchLinux(64 ビットのみ)
引用:Zoom「Zoom のシステム要件: Windows、macOS、Linux」
インターネット・通信環境
Zoomを快適に使用するためには、通信環境を整えることが大切です。
電波が悪いと、Zoomミーティングに参加できても画面が不安定になったり、音が途切れたりしてしまいます。快適に使用するために、Wi-Fi回線を使用したり、5Gのある環境に移動したりしましょう。
パソコンをよく使用する自宅の通信環境が悪い場合、レンタルスペースを利用することも一案です。大切な会議や就活などでZoomを使用する際は、万全の状態で挑みましょう。
Zoomアプリ
Zoomを利用するときには、「Zoomアプリ」が必須です。Zoomアプリがないとミーティングに参加できないことに気をつけておきましょう。
パソコンの場合、Zoomアプリをダウンロードしていなくてもウェビナーを使用してミーティングに参加できることもあります。しかし、ホストの設定によってはアプリをダウンロードしている人のみ参加できる会議もあるので、アプリをダウンロードしておくほうが無難でしょう。
アカウント登録
ズーム会議を開く人のことを「ホスト」といいます。ホストとして会議を開くためには、アカウント登録が必ず必要になります。
アカウント登録は無料で簡単に行えるので、公式サイトから行いましょう。本記事下部ではアカウント登録のやり方を画像を使ってご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
スマホ(iPhoneやAndroid)でZoomのアカウント作成をする方法
スマホ(iPhoneやAndroid)でZoomのアカウント作成をする方法をご紹介します。
STEP1.アプリをダウンロードし、サインアップする
まずは、Apple Storeや、Google Storeから、Zoomのアプリをダウンロードします。
アカウントを既に作成している場合は「サインイン」を、まだアカウントを作成していない場合は「サインアップ」をタップしましょう。
STEP2.生年とメールアドレスを入力する
年齢確認をするために「生年」を入力します。「生年月日」ではないことに注意しましょう
自分のメールアドレスを入力します。このメールアドレスは、ログイン時に使用することになるため、覚えておきましょう。GoogleやFacebookアカウントからも作成できるので、自分の好きな方法でアカウントを作ることをおすすめします。
先程入力したメールアドレスに認証コードが送信されているので、メールを確認しましょう。
STEP3.名前とパスワードを入力する
名前とパスワードを入力しましょう。こちらで登録した名前は、Zoomミーティング中に表示される名前です。ビジネスシーンで使用する場合は、本名のほうが無難でしょう。
パスワードにはいくつかの条件があるので、それらの条件を守ったパスワードを作成してください。
これで、アカウントの作成ができました。
パソコンでZoomのアカウント作成をする方法
パソコンでZoomのアカウント作成をする方法をご紹介します。
STEP1.「無料でサインアップ」をクリック
「Zoom」の公式ページを開き、「無料でサインアップ」をクリック
STEP2.生年とメールアドレスを入力する
年齢を確認するために、生年を入力しましょう。
Zoomに登録するメールアドレスを入力しましょう。
登録したメールアドレスに確認コードが送信されているので、確認・入力を行いましょう。
STEP3.名前とパスワードを入力する
名前とパスワードを入力します。パスワードは「大文字を使用する」「4回続けて同じ文字を使用しない」などの条件があります。このパスワードはログイン時に必要になるので、覚えやすいものにしておくといいですね。
スマホからZoomミーティングを開始する方法
スマホからZoomミーティングを開始する方法をご紹介します。
STEP1.「新規ミーティング」をタップ
「新規ミーティング」をタップします。
STEP2.「ミーティングの開始」をタップ
「ビデオをオンにする」「パーソナルミーティングIDを使用」などの設定を行い、「ミーティングの開始」をタップします。
STEP3.オーディオに接続する
他のユーザーの話している声を聞くためには、オーディオに接続する必要があります。「Wi-Fiまたは携帯のデータ」をクリックすることをおすすめします。
これで、Zoomミーティングを開くことができました。
パソコンからZoomミーティングを開始する方法
パソコンからZoomミーティングを開始する方法をご紹介します。
パソコンからZoomミーティングを開始するためには「新規ミーティング」をクリックするだけ。
会議がすぐに始まるので、マイクやカメラの準備をしておきましょう。
参加者としてZoomのミーティングに入室する方法
参加者としてZoomのミーティングに入室する方法は、いくつかあります。以下では、その代表的な方法について詳しくご紹介します。
リンク
SNSやメールなどのZoomのリンクからミーティングに入室することが可能です。
リンクをクリックすると、自動的に「zoom.usを開く」という画面が表示されるので、クリックするとZoomが開き会議に参加できます。
ミーティングID
相手からミーティングIDやパスコードを送られてきたときは、以下の方法でミーティングに参加します。
Zoomアプリを開き「参加」をクリック。
先程送られてきたミーティングIDを入力し「参加」をクリック。これで、ミーティングに参加できました。
Zoomミーティングを終了する方法
Zoomミーティングを終了する方法は、ホストとホスト以外の参加者によって異なります。以下では、Zoomミーティングを終了する方法を詳しくご紹介します。
ホスト
ホストがZoomミーティングを終了する方法は以下の通りです。
STEP1.「終了」をクリック
画面右上もしくは右下にある「終了」をクリックします。
STEP2.終了もしくは退出を選ぶ
参加者全員のZoomミーティングを強制終了させる「全員に対してミーティングを終了」と、ホストがミーティングを退出し会議は続く「ミーティングを退出」の2つの方法があります。
どちらの方法で、会議を終了させるかクリックして選びましょう。これで、会議を退出または終了できます。
ホスト以外の参加者
ホスト以外の参加者の退出方法をご紹介します。
まずは「退出」をクリックします。
「退出」をクリックした後に表示される「ミーティングを退出」をクリックすると退出できます。
使い方を覚えておきたいZoomの機能
Zoomにはさまざまな機能があり、すべての機能を覚えるのは難しく感じる人も多いのではないでしょうか。以下では、使い方を覚えておきたいZoomの機能をピックアップしてご紹介します。
ビデオのオン・オフ
Zoomでは、ミーティング中にいつでもビデオをオンもしくはオンに変更することが可能です。画面左側にある「ビデオを開始/終了」ボタンをクリックしましょう。
ミュート機能
自分が話していない間にも、生活音がマイクに入ってしまう可能性があります。「ミュート機能」を使用することで、マイクを一時的にオフにできます。
話していない間は画面左側にある「ミュート」をオンにすることを覚えておきましょう。
ホワイトボード
Zoomミーティングでは、ホワイトボードを使って考えた内容を図示できます。以下では、ホワイトボードの使い方を詳しくご紹介します。
STEP1.ホワイトボードをクリック
画面下部に表示されている「ホワイトボード」をクリック。
STEP2.「新規」をクリック
新しくホワイトボードを作成する場合は、画面右側にある「新規」をクリックします。
ホワイトボードの設定を行い「作成」をクリック。
STEP3.ホワイトボードを使用する
画面左側にあるボタンを使用してホワイトボードを活用しましょう。
バーチャル背景
Zoomを使用している際、背景が映ってしまい恥ずかしく感じている人もいるのではないでしょうか。
「バーチャル背景」を使用することで、実際の背景を映さないことが可能です。
バーチャル背景の使い方を知りたい人は「Zoomでバーチャル背景の設定を変える方法|おすすめ画像も紹介」を読んでみてはいかがでしょうか。
画面共有機能
Zoomでは頻繁に「画面共有機能」が使用され、自分のパソコンにあるデータをZoom上で共有することができます。
画面共有をする予定がある人は「Zoomの画面共有のやり方は?パソコンやスマホに分けて紹介」を参考にしてくださいね。
チャット機能
ズーム会議中に、チャットを使ってファイルや情報を共有することが可能です。画面下部にある「チャット」をクリックし、共有したいメッセージを入力しましょう。
録画機能
ズーム会議は録画をしデータを共有することで、会議に参加できなかった人も会議の内容を理解することが可能です。また、議事録を取ることにも役に立ちます。
録画機能を使用したい人は「Zoom会議を録画する方法を画像を使って具体的に解説|ホスト以外のゲストが録画する方法も紹介」を参考にしてくださいね。
Zoomの無料機能と有料機能との違い
Zoomには無料で使用できる機能と、有料ライセンスを購入した人にしか使えない機能があります。
以下では、Zoomの無料機能と有料機能との違いについてご紹介します。有料ライセンスの購入を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
Zoomミーティングの利用時間
無料ライセンスの場合、最大40分までZoomミーティングを継続させることが可能です。
しかし、ビジネスシーンのミーティングでは40分では足りないことも多いのではないでしょうか。40分ごとにZoomミーティングを作り直すこともできますが、ビジネス相手にも迷惑がかかってしまいます。
有料のライセンスの場合、無制限のZoomミーティングを行うことが可能です。長時間のミーティングを行いたい人は、有料プランに加入しましょう。
Zoomミーティングの参加者数
無料ライセンスの場合、Zoomミーティングの参加者数は100人までと決められています。一方で有料ライセンスの場合、値段にもよりますが、最大500人の参加者をミーティングに参加させることが可能です。
大人数でZoomミーティングを行いたい人は、有料プランに加入してみてはいかがでしょうか。
クラウドレコーディング
Zoomの録画方法には、「ローカルレコーディング」と「クラウドレコーディング」の2種類あります。
無料版のZoomの場合、「ローカルレコーディング」のみ使用できます。ローカルレコーディングとは、Zoomの録画したデータが自身のパソコンに保存される録画方法です。
一方で有料ブランでのみ使用できるクラウドレコーディングとは、録画データがクラウドに保存されます。
クラウドレコーディングを使用することで、動画を探しやすくなったり、確実に保存できたりすることが可能です。
Zoomの使い方を覚えよう
- Zoomを使用するデバイス、通信環境、アプリを準備しよう
- スマホやパソコンでZoomアカウントを作成する
- ビデオのオン・オフやミュート機能などを覚えよう
本記事では、Zoomの使い方について初心者が知っておきたい情報を詳しくご紹介しました。
Zoomを使用するためには、デバイス、通信環境、アプリ、アカウント登録が必要になります。まずは、アカウント登録をしていつでもZoomを使えるようになりましょう。
また、ビデオのオンオフ機能やミュート機能など必須の機能も使用できるように覚えておくことをおすすめします。
本記事を参考に、Zoomの使い方を覚えてみてはいかがでしょうか。
【関連記事】
MicrosoftTeamsのメンション機能の使い方を画像を使って紹介
MicrosoftTeamsには、誰にメッセージを送っているかをわかりやすく伝える機能「メンション機能」があります。 本記事では、MicrosoftTeamsのメンション機能のやり...
MicrosoftTeamsの背景の設定を変更する方法を画像を使って紹介
MicrosoftTeamsにプライベートの背景が写ってしまい恥ずかしく感じる人もいるのではないでしょうか。実は、MicrosoftTeamsの背景はぼかし加工をしたり、好きな画像を設定できたり...
MicrosoftTeamsの画面共有の方法を画像を使って解説!表示されない場合の対処法も紹介
MicrosoftTeamsでは、画面共有の機能を活用することで、離れた場所にいる相手にもデバイス上に映る画面を共有することができます。 本記事では、Teamsの画面共有の方法を画...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう