女性の転職に特化した「女の転職type」を運営する株式会社キャリアデザインセンターは、女性565人を対象に、読書に関するアンケートを実施。11月1日(水)に結果を公開しました。
本記事は株式会社キャリアデザインセンターが実施・公開したアンケート調査を引用しています。
49.7%の女性が「本を読まない」と回答
月に何冊の本(漫画、雑誌は除く)を読むか尋ねたところ、最も多かったのは「0冊」の49.7%。続いて「1~3冊」で42.3%となりました。4冊以上となると、計8%程度まで下がります。
また、年代が上がるごとに読む冊数が増えることも、調査結果からは読み取れます。
※なお、株式会社壺中店が20代以上のビジネスパーソン528人を対象にした調査(「「本を読まない」人はおよそ4割 忙しいビジネスパーソンの読書習慣を調査」参照)でも、本を読まない人は42.4%に上っています。
本の中で読まれているジャンルとしては、1位がほかを大きく引き離して「小説」(65.0%)、2位が「エッセイ」(47.3%)と、文芸書を読む人が多い傾向にあります(複数回答あり)。
「自己啓発本」「ビジネス書」は、そこから15%以上離れて30.6%となりました。
「読書は仕事に役立つ」と感じている女性は約9割
どうして月に本を1冊も読まない人が半数近くに上っているのでしょうか。その理由を尋ねると、「時間がないから」が55.4%で最も多い結果となりました(複数回答あり)。
ほかにも、「読みたい本がないから」(32.3%)、「活字を読むのが苦手だから」(29.8%)という声などが寄せられています。
ただ、全体として本を読むことが仕事の役に立つと思うかの質問では、「とても役立つと思う」「やや役立つと思う」を合わせると86.7%が役立つと感じていることが判明しました。
読書の重要性を理解しつつも、なかなか本を手に取れない人が多いようです。
ひと月に読む漫画の平均冊数は?
また、月に何冊の漫画を読むかについても調査(漫画アプリの場合は8話を1冊分としてカウント)。「0冊」が51.8%と最多になったものの、「10冊以上」の回答も11.0%ありました。月に読む漫画の平均冊数は3.1冊で、本の平均を上回っています。
年代別に見ると、30代が最も漫画を読んでいる人が多いようです。
漫画を読んでいる人へ、どんなジャンルを読んでいるかを聞くと、「恋愛」が71.1%と最多。「SF・ファンタジー・アドベンチャー」(51.2%)、「ヒューマンドラマ」(40.2%)も人気のようです(複数回答あり)。
調査概要
調査内容:第76回「読書してる?」 / データで知る「女性と仕事」
・調査期間:10月10日(火)~10月19日(木)
・有効回答数:565人
・調査対象:女の転職type会員
・調査方法: Web上でのアンケート
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000536.000012506.html
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