HOMEビジネス 学生の「起業」に対する関心度は? 起業したい理由の上位は金銭面【THE SEED調査】

学生の「起業」に対する関心度は? 起業したい理由の上位は金銭面【THE SEED調査】

西 並子

2023/11/07(最終更新日:2023/11/07)


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シードベンチャーキャピタルの「THE SEED」は、東京と関西(大阪・京都)の大学生を対象に「起業に関するアンケート」を実施し、300人から回答を得た結果を公表しました。

約4割の学生が起業に興味あり! 理由は金銭面のメリット

起業に興味があるか聞いたところ、「はい」という回答は、42.0%に上りました。

興味があると答えた学生からは、「一度就職したのちに、起業仲間を集めてから、起業したい(20歳 東京 男性)」「成長する企業がどんなものか知って体感してから起業してみたいから(21歳 大阪 女性)」などの声が寄せられました。

一方、「起業に興味がない」と回答した人からは、「ある程度知識を得て自信を持ってから考えたいから(19歳 東京 男性)」「失敗したときのリスクを考えると怖くて手を出せないから(19歳 大阪 男性)」などという意見が上がっています。

では、起業に興味がある人は、どうして起業したいと考えたのでしょうか。

すでに起業している人も含めて、その理由を聞いてみると(複数回答あり)、もっとも多かったのは「使えるお金を増やしたいから」(47.6%)。次いで「資産家になりたいから」(34.1%)、「ビジネスに関心があるから」(31.7%)と続いており、金銭面でのメリットから起業したいと考えている学生が多いようです。

ちなみに、「モテたいから」と回答した学生も6.3%いました。

起業についてはネガティブなイメージが大!

ただ、起業に対するイメージについて聞くと(複数回答あり)、1位が「失敗した時のリスクが大きい」(48.3%)、2位が「資金調達が難しい」(36.7%)、3位が「莫大な資金が必要」(32.0%)となっており、「起業は難しい」という印象が強いようです。

金銭面でのメリットから起業したい人が多いようですが、「桁違いの資産を得られる」と答えたのは、17.3%にとどまりました。

「起業するにあたり、どのようなことがハードルになると思うか」という質問では、「ビジネスの基礎知識が少ない」(53.7%)がもっとも多く、「資金調達」(51.7%)、「自己資金」(39.0%)と続きました(※複数回答)。

特に知識面と資金面について懸念を抱いている学生が多いようです。

調査概要

調査名称:起業に関するアンケート

調査機関:Freeasy

調査対象:東京と関西(大阪・京都)の大学生

調査方法: Webアンケート

調査日:2023年10月10日(火)〜2023年10月11日(水)

有効回答数:300件

※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります

THE SEED調べ

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000035974.html

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