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医師が監修・企業向け睡眠障害リスクチェックサービス登場 自宅で簡単にリスクを計測

西 並子

2023/11/02(最終更新日:2023/11/02)


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株式会社サプリムは、睡眠時無呼吸症候群のリスクを自宅で簡単に計測できる企業向けサービス「Sleep Doc(スリープドック)」を2023年10月27日(金)から提供しています。

睡眠時無呼吸症候群とは?

日本国内では睡眠時無呼吸症候群の潜在患者が約2,200万人いると言われており(※2)、国民の6人に1人が該当することになります。

サプリム社は、さまざまな睡眠障害による社会損失は15兆円にものぼり、健やかで良質な睡眠がとれない場合、重大な事故を誘因すると指摘。また、睡眠時無呼吸症候群の罹患者は、脳卒中や心不全、生活習慣病のリスクが高いことが知られています。

きちんと眠れていないと感じていたり、家族から指摘を受けたりしても、忙しさを理由に睡眠障害検査のためにクリニックに足を運ばない人が多いのではないでしょうか。

厚生労働省|e-ヘルスネット 健康用語辞典 睡眠時無呼吸症候群/SAS

簡単に睡眠データを計測

Sleep Docは、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社のウエアラブルデバイスmSafety(※4)を用いて睡眠時の生体データを取得。スマートフォンとのペアリング設定やデバイス自体の特別な操作をすることなく、睡眠データを計測します。

専門家監修のレポートで睡眠課題を把握

計測した睡眠データをもとに、ソニーグループ株式会社および株式会社ハートビートサイエンスラボが共同開発したアルゴリズムを用いて睡眠時無呼吸症候群のリスク解析を行います。

さらに、計測前に睡眠専門医が監修した睡眠に関するセルフチェックを実施していると、睡眠時無呼吸症候群以外のさまざまな睡眠障害についても簡易的なリスク解析が行われるそうです。

解析結果は、秋田大学大学院医学系研究科精神科学講座の三島和夫教授が監修するレポートとして届きます。このレポートに加えて、同教授のセミナー動画を閲覧し、睡眠について学びを得ることで、自身の状況をより深く把握することができるそうです。

Sleep Docを導入した企業は、計測結果の統計レポートが提供され、従業員の睡眠課題について傾向を把握することができます。

看護師への無料相談や睡眠障害専門クリニックの紹介も

サービス利用者には、看護師にレポートに関する内容を電話で無料相談できるアフターサポートが用意されています。

また、睡眠障害リスクの高いとみなされた場合には、医師による診断・治療へアクセスできるよう睡眠障害専門クリニックを紹介します。

Sleep DocサービスサイトURL:https://sleep-doc.jp/

(※1)Sleep Docは医療行為(診断、治療、予防)を行うものではありません。また、本サービスで用いるウエアラブルデバイスは医療機器ではありません。

(※2)引用:Benjafield et al. (2019) Estimation of the global prevalence and burden of obstructive sleep apnea: a literature-based analysis. Lancet Respir Med. 7(8):687-698.

(※3)引用:「Why Sleep Matters: Quantifying the Economic Costs of Insufficient Sleep」/RAND CORPORATION
   引用:Mokhlest B. et al. The effect of sex and age on the comorbidity burden of OSA: an observational analysis from a large nationwide US health claims database. Eur Respir J. 2016; 47(4): 1162-1169

(※4)mSafetyは、Sony Network Communications Europe B.V.が開発提供、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が国内展開するソリューションです

 

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000102259.html

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