HOMEライフスタイル 首都圏の新築戸建、価格上昇が鈍化傾向に アットホームが調査結果を公表(2023年9月)

首都圏の新築戸建、価格上昇が鈍化傾向に アットホームが調査結果を公表(2023年9月)

青木一真

2023/10/31(最終更新日:2023/10/31)


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不動産情報サービスを提供するアットホーム株式会社は、消費者向けに登録・公開された首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築戸建について、9月分の価格動向を公開しました。

2023年9月は新築戸建ての価格上昇が弱まる

2023年9月の首都圏8エリアにおける新築戸建ての平均価格は4,568万円で、2カ月連続で前月比価格が下落しました。

高値のエリアでは、東京都23区が6,716万円、次点で神奈川県横浜市・川崎市が5,285万円という結果に。安値エリアは、千葉県 他エリア(千葉県西部の柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市を除いた地域)で3,227万円、埼玉県 他エリア(さいたま市を除く地域)で3,680万円になりました。

前月比では埼玉県のみ上昇したものの、全エリアにおいて2カ月連続で最高額更新(2017年1月以降)はありませんでした。

東京23区の平均価格は5カ月連続で減少

また、東京23区の平均価格は前月比から0.9%減少となり、5カ月連続で下落。2年11カ月ぶりに前年同月を下回りました。同社によると、この要因として、5,000万円台以下の物件の割合が前年同月より0.8ポイント増加し、7,000 万円以上の物件が1.9ポイント減少したことが挙げられます。

今回の調査から、2020年末ごろより著しくなった、首都圏の新築戸建て価格上昇の勢いが鈍化していることが読み取れます。

調査概要

対象エリア:東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県(西部※/他)

※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市

対象データ:不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された新築戸建(所有権のみ・重複物件はユニーク化)

定義:本調査では、上記対象データの「1戸あたりの登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。

詳細PDF:https://athome-inc.jp/wp-content/themes/news/pdf/shinchiku-kodate-kakaku-202309/shinchiku-kodate-kakaku-202309.pdf

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000400.000051123.html

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