ロシアによる侵攻が続くウクライナからポーランドへ避難する女性を対象とした『デジタルリスキリング研修プログラム』に、株式会社パソナグループが協力します。
このプログラムはUNITAR(United Nations Institute for Training and Research/国連訓練調査研究所)が主体となり、日本をはじめとする各国や組織の協力のもと、デジタル分野でのリスキリングを希望するウクライナからポーランドに避難する女性約500人を対象に実施します。
UNITAR(ユニタール)とは
ユニタールは、1963年に設立された国連システム内の独立トレーニング機関。本部はスイス・ジュネーブに置かれ、米・ニューヨーク、独・ボン、日本では広島に事務所が設けられているほか、世界中にさまざまな拠点やネットワークをもっています。
同機関では、年間500あまりのコース、セミナーやワークショップなど提供。能力開発に関する研究活動を行い、およそ40,000人にサービスを提供しているそうです。
国際連合広報センター|UNITAR
避難女性らの自立支援のための取り組み
この「デジタルリスキリング研修プログラム」は、パソナグループがコンテンツ作成や、一部の運用に協力するそうです。
2024年3月までの期間に、3段階に分けた研修プログラムを予定しているといいます。第1段階ではウェブデザインや、サイバーセキュリティなどを学びます。
第1段階修了者から選抜した優秀者50人が、第2段階へと進みインストラクターの指導のもと、ビジネスアイデアを考案。
第3段階では、最終選考に残った10人が、ポーランド・ワルシャワで開催される「デジタルチャンピオン」カンファレンス(2024年2月)への参加を目指して、ビジネスアイデアのブラッシュアップを実施するということです。
同カンファレンスでは、投資家や、起業専門家らに向けたプレゼンテーションをおこなうチャンスが提供されるそうです。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001615.000016751.html
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