英・オックスフォード大学の感情神経科学センターを設立・指揮をつとめるなどの業績をもつ心理学者・神経科学者エレーヌ・フォックス教授の最新刊『SWITCHCRAFT 切り替える力 すばやく変化に気づき、最適に対応するための人生戦略』がNHK出版から11月17日(金)に発売されます。
必要なのは「やり抜く力」から「切り替える力」へ
本書は、認知心理学・神経科学の知見に基づいて、脳は不安にとらわれたままでは行動を起こせないと指摘。さまざまな状況にすばやく柔軟に対応することが、唯一の困難を乗り切る方法であり、しなやかな思考・行動を身につけるべく「フリーズした脳を動かそう」と提案しています。
書名となった「スイッチクラフト」とは、複雑で予測不能な世界を生きていくうえで必要な「切り替える力」を指す言葉。
著者は、人生で成功し、幸せになる道を決めるときに「切り替える力」が心にあれば、状況に応じたふさわしい戦略を選んだり、検討したりするときに役立つといいます。
スポーツ心理学者/五輪メダリストの田中ウルヴェ京氏からは「どんなストレス社会でも、自分の心は<切り替える力>で鍛えられる。心の健康の作り方の教科書」、オックスフォード大学臨床心理学名誉教授のマーク・ウィリアムズ氏からは「個人的な経験と、コーチングにおける長年の研究成果をもとにした重要なスキル<切り替える力>が、いかに人生を大きく変えることができるかを示す」などとコメントが寄せられています。
著者プロフィール
エレーヌ・フォックス(Elaine Fox)教授は、認知心理学者・神経科学者で、欧州での脳科学研究の第一人者です。
ダブリン大学、ヴィクトリア大学ウェリントン校などを経て、エセックス大学で欧州最大の心理学・脳科学センターを主催。
その後、オックスフォード大学の感情神経科学センターを設立・指揮したほか、イギリス政府のメンバーとしてメンタルヘルス研究における国家戦略も担当しています。
現在はオーストラリアのアデレード大学で心理学部長を務め、認知心理学と神経科学、遺伝子学を組み合わせた先進的な研究をおこなっています。さらにコンサルタント会社「オックスフォード・エリート・パフォーマンス」を経営し、トップアスリートやビジネスパーソンなどのメンタル・トレーニングの指導にもあたっているとのこと。
書籍情報
書名:『SWITCHCRAFT 切り替える力 すばやく変化に気づき、最適に対応するための人生戦略』
著者:エレーヌ・フォックス
翻訳:栗木さつき
価格:2,420円(税込)
ページ数:352ページ
発売日:2023年11月17日(金)
発行元:NHK出版
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PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000790.000018219.html
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