SaaS（※）企業の営業職を中心として就職支援を行う「マーキャリNEXT CAREER」（運営・株式会社エムエム総研）は、SaaS企業の人事担当者を対象に「新卒採用」に関する調査を実施しました。
さらに、SaaS企業に新卒入社した人と、内定を受けた学生らにも対象した調査も行っており、採用企業と就活生双方の声からSaaS業界の新卒採用の実態を明らかにしています。
※SaaS：Software as a Serviceの略で、ソフトウェアやアプリケーションなどをインターネット上で提供するクラウド型サービスを開発・展開するビジネスのこと。
10人超の新卒採用枠が主流
SaaS企業の人事担当者を対象に新卒採用枠を聞いたところ、半数以上の52.0%が「10人以上」となりました。
次いで「4～6人」が18.8％、「7～9人」が17.9%となり、約88%の企業が積極的に新卒を採用している傾向です。
採用に応募する際、どのような職種を志望する人が多いかをたずねると「ビジネス職（インサイドセールス／フィールドセールス／カスタマーサクセスなど）」が57.9%、「エンジニア職」は41.5％という結果でした。
インターン実施に積極的、一方で課題も……
企業側にインターンシッププログラムの実施状況を聞いたところ、「とても積極的に行っている（32.4％）」「ある程度積極的に行っている（53.3％）」と、およそ8割以上の企業が積極的に開催していることがわかりました。
業務を入社前に経験するために実施する「内定者インターンシップ」についての実態調査も行っています。
「とても積極的に行っている（36.7％）」「ある程度積極的に行っている（48.2％）」と、こちらも企業のおよそ8割が積極的に取り組んでいると回答しました。
一方で、「受け入れ側の負担が大きい」「最終的にきてくれるか（入職してくれるか）不安」などと、インターンの受け入れについて課題を感じている人事担当者の声も寄せられているようです。
応募理由は「魅力を感じたから」
SaaS企業に新卒入社した人や内定を獲得した就活生に、SaaS企業に応募しようと思った理由も調査しました（複数回答式）。
「就職活動をする中で魅力を感じたから」との回答が40.8％で最多。「SaaS企業に入社した先輩、知り合いがいたから（32.6％）」「自分のキャリアプランに合っていたから（24.8％）」と続きます。
就職活動を行うなかで、SaaS業界のビジネスモデルや将来性に魅力を感じて応募した人が多いことがわかります。
また、同業界の新卒社員から「知識とスキルを付けること」「得意分野を極める」という自分自身のキャリアアップを実現しようと応募したというコメントもあがっているようです。
新卒社員には、さらに「世の中の役に立ちたい」「エンジニアとして、ユーザーに求められるサービスを作りたい」など、人のためになる仕事をするためにSaas業界を選んだという人もいるようです。
調査概要
【調査概要】「SaaS企業の新卒採用」に関する調査
【調査期間】2023年9月22日（金）～2023年9月24日（日）
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,030人
【調査対象】調査回答時に①SaaS企業の人事担当者／②Z世代（22〜26歳）の新卒・就活生 ※SaaS企業に新卒入社した方、内定が出ている方であると回答したモニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000051914.html
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