HOMEビジネス 東証プライム企業にChatGPTの導入実態を調査 割合は10%、何に使っている?

東証プライム企業にChatGPTの導入実態を調査 割合は10%、何に使っている?

神田 晃輔

2023/10/18(最終更新日:2023/10/18)


このエントリーをはてなブックマークに追加

AIに関する情報を提供しているメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、東証プライム企業1834社に対してChatGPTの導入実態を調査した「東証プライム企業​ChatGPT導入実態調査」を10月16日(月)に公開しました。

調査結果は2023年9月25日(月)時点のものです。

導入しているのは10%に

東証プライム市場への上場企業にChatGPTの導入状況を聞いたところ、全体の10%以上である186社がChatGPT連携サービスを導入していることが分かりました。

ChatGPTを本格的に導入している企業はまだ少ないようです。

どの業界で使われている?

使われている業種について調査を行った結果、最もChatGPTを導入しているのはサービス業の14%。次いで金融業(13%)、情報・通信業(9%)となりました。

小売業(8%)、電気・ガス業(6%)も合わせて、回答の割合が多かった上位5つの業界で50.5%となり、過半数を占める結果となっています。

どのように使われている?

ChatGPTをどう使っているかについて質問したところ、「チャットボット」という回答が75%を占めました。現状は、業務効率化というより顧客対応がメインのようです。

また、同社によると、金融業では文書生成・校正の支援システムを、顧客への資料作成で使用されるケースが多く見られました。

<参照>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000053344.html

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/53344

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード