NPO法人エンカレッジと共同して就活生向けメディア「en-courage.com」の運営を行う株式会社RECCOOは、Z世代を対象に行った「内定者インターン」に関する調査の結果を発表しました。
大学生8割が内定者インターンに「強制力がある」と回答
新型コロナウイルスの影響で、一時は買い手市場になっていた新卒採用が売り手市場に戻っているといわれます。採用が早期化する中、内定獲得後も就活を続けようとする学生に対し、企業による囲い込みも行われているそうです。
内定者リテンション(引き留め)の方法として、注目されているのが「内定者インターン(内定後に内定先で有償インターンをする行為)」です。現役大学生のうち84%が内定者インターンに「強制力がある」と感じていたそうです。
過半数が内定者インターンを「オワハラ」だと回答
新卒採用において、他にも話題となっているのが「オワハラ(※)」です。内定者インターンで感じる学生も少なくないようで、内定を出した企業が、学生にインターン参加を求めることはオワハラかと尋ねると、現役大学生の54.5%が「内定者インターンはオワハラである」と回答しました。
※「オワハラ」とは、内定を出した企業から、就活を終えるように(他社を受けないように)プレッシャーを受ける行為の総称
内定者インターンで志望度が下がる……?
志望度の低い企業が内定者インターンを行っていた場合は、「志望度が下がる(52%)」と、過半数の大学生が回答しています。
入社前に内定者インターンでスタートダッシュしてほしい・スキルアップしてほしいという企業側の想いも、志望度が低い企業になってしまうと、大学生から見てあまり良い印象を持たれていないことがわかりました。
内定者インターンの声かけは、内定者との信頼度や志望度の見極めが必要でしょう。
調査概要:社内コミュニケーションに関するリスナーアンケート
調査対象:サークルアップに登録する大学1年〜4年生
有効回答:200人(サンプル数)
調査方法:サークルアップ for client のアンケートオファー
調査機関:株式会社RECCOO
引用元:https://circle-app.jp/magazine/21/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000033607.html
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