疲れた心や体を癒すリトリートの旅を――。
福島県の郡山市観光協会が、「神社やお寺で自分と向き合う3つのリトリート」と題した体験イベントの無料体験モニターを募集しています。
リトリートとは、仕事や生活から離れた非日常の場で自分と向き合い、心身をリラックスさせる時間を過ごすことを目的とした新たな旅のスタイル。
同協会では事業化に取り組んでおり、モニターの声を集めたい考えで、パソコンやスマートフォンといったデジタル端末から一時的に離れて、ストレス緩和につなげるデジタルデトックスの体験としても提案しています。
3つの体験プランを用意
今回の体験イベントは、A~Cの3つのリトリートプランを用意しました。いずれも90分ほどで、市内寺社で実施します。
プログラムは、境内の案内と参拝、法話や講話、自分と向き合うリトリート体験、地元の和菓子を味わう「和菓子タイム」――で構成。
Aプランは、「善導寺~『写仏』で願いと向き合い、『木魚』で迷いを払う~」。10月15日(日)と11月3日(金)のいずれも14時~15時半に開催します。仏の絵を模写する「写仏」などの体験も予定されています。
Bプランは、「開成山大神宮~祈りを伝える『正式参拝』と『水引バンド』作り~」。10月15日(日)、10月26日(木)のいずれも16時から17時半に開かれる予定。
巫女舞の鑑賞や水引飾りづくりが体験できます。
Cプランは、「大慈寺~今ここに集中する『マインドフルネス椅子坐禅』~」で、10月26日(木)の10時から11時半に開催します。
静かな本堂の中で椅子を使っての座禅で、マインドフルネスの時間を過ごします。
ネットから参加申し込み可
応募方法は、インターネットの専用ページ(https://www.kanko-koriyama.gr.jp/topics/index.html)から申し込むことができます。
各プラン、各日でいずれも先着10人。申し込み締め切りは開催日の2日前までで、定員に達すると受け付け終了となります。
モニターの声生かし、事業化へ
同市観光協会は、地域資源を観光に活用して地域の魅力を高めることを目的としたモデル事業の創出を目指す、福島県の「文化財等を活用した誘客促進事業」の支援対象に選ばれています。
今回の体験イベントに参加したモニターの声を事業化に生かし、2024年度以降にイベントを自走化することを視野に取り組んでいます。
<参照元>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000117635.html
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