緊張、イライラ、不眠などの神経症状を緩和する医薬品、アロパノールメディカルシリーズを製造する全薬工業株式会社は、20〜59歳の男女有職者842人(男性424人、女性418人)を対象に、不眠、ストレスに関する意識調査をおこないました。
不眠に悩まされているビジネスパーソンは7割
「日々の生活でストレスを感じることはありますか?」という質問に対して、「ストレスを感じる」と回答した人は約89%でした。
さらに、ビジネスパーソンの約70%が眠れない、寝付きが悪いと感じることがあることが明らかになりました。このことからも、ストレスと不眠は互いに影響し合っていることが伺えます。
不眠が身体的、精神的ストレスの原因に
実際に、不眠に悩む約72%の人が日常生活に影響を感じているという結果が出ました。具体的には「疲れやすい」「眠気に襲われる」「集中力の低下」「イライラする」など、不眠による身体的影響や精神的な不調が上位にランクインしました。
眠れない、寝付けない理由に関して「人間関係など、精神的なストレスを感じるとき」と答えた人が60%以上、30%近くが仕事のプレッシャーにつながっていることがわかりました。
不眠の対処法を知らないビジネスパーソンが大半
続いて「現在、眠れない・寝つきが悪いときに実施している対処方法はありますか?」という質問を投げかけました。結果、約30%もの人が「特に何もしていない」「対処方法がわからない」といいます。
一方で、何かしらの対応をしている人の中では「ベッドや布団に入って目を閉じる」が最も多く、根本的な改善にはつながらない方法で不眠をしのいでいる人が多数いるそうです。
上記で挙げた対処方法を実践している人でも、40%以上が「不眠は改善していない」と回答しました。不眠の原因を探り、根本的に改善していくことが必要となるでしょう。
不眠の対処法として利便性・手軽さを求める人が最多
現状、不眠の悩みを医師に相談するにはハードルが高いという人も多く、不眠は見過ごされがちな問題として深刻化しています。医療機関には頼らない代わりに、日常生活の範囲内で手軽に始められる方法として、8%の人が漢方を選んでいます。
その理由として「身体に優しそうなイメージがある」と答えた人が最も多く、身体に負担のない対処法を採用したいと考えています。
実際に、半数近くの人が「簡単に取り入れられる方法」を理想の不眠対策方法として挙げました。不眠による心身への負担や費用面より、利便性や手軽さを求めていることがわかります。
■調査概要
調査主体:全薬工業株式会社
調査名 :「不眠や更年期に関する調査」
実施時期:2023年7月24日(月)から7月26日(水)
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~59歳の男女有職者842人(男性:424人、女性:418人)
調査委託先:株式会社インテージ
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000128159.html
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