株式会社学情は、2024年3月卒業(修了)予定で、内定を獲得している大学生・大学院生を対象に「内定承諾」についてインターネット調査を行いました。
2024年4月入社の「内定式」を10月に開催する企業が多いなかで、内定式を直前に控えた学生たちの状況が明らかになりました。
約6人に1人が複数社からの内定を保有
9月上旬時点で内定を保有している社数について、「1社」と回答した学生が83.5%と大多数でした。
しかしながら「2社」9.1%、「3社」3.7%、「4社」2.1%、「5社以上」1.6%と続き、複数社の内定を保有していると回答した学生が全体の16.5%に達していることから、9月上旬の時点で約6人に1人が複数社の内定を保有しています。
複数社から内定を保有している学生は「条件が異なるので迷っている」「第一志望の会社は、口コミで良くない評判が書かれていた。もう1社内定をもらっている企業に入社するか迷っている」という状況のようです。
約65%が内定獲得後に就職活動を終了
内々定獲得後の就職活動について、「内定承諾をし、就職活動を終了した」と回答した学生が65.1%となりました。
その一方、「内定承諾をした上で、就職活動を継続した」20.7%、「内定承諾を保留し、就職活動を継続した」14.2%となっており、3割以上の学生が内定獲得後も就職活動を継続しているようです。
内定獲得後も就職活動を継続した理由は、「就職活動で後悔したくないから」が71.3%で最多でした。
次いで、「志望している企業の選考予定が入っていたから」が42.0%、「内定を得た企業に決めていいかわからなかったから」が39.3%と続いています。
1社から内定を獲得しても、将来のキャリアを考えたり、ほかの企業の選考予定が入っていたりする場合、就職活動を継続する学生が多いことがわかりました。
調査概要
・調査期間:2023年9月6日(水)~2023年9月17日(日)
・調査対象:『あさがくナビ2024』のサイト来訪者で、内定を1社以上獲得している就活生
・有効回答数:430件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001123.000013485.html
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