株式会社学情は、全国の企業、団体の人事担当者を対象に「就職における価値観の変化」に関する調査を実施しました。
今後の採用活動や新入社員の受け入れにおいて、大きな変化が起こるかもしれません。
価値観の違いを感じる企業は6割超
調査では「採用活動や新入社員の受け入れにおいて、これまでの世代との違いや価値観の変化を感じることはありますか?」という質問を投げかけ、579社が回答しました。
結果、「感じることがある」が28.3%、「どちらかと言えば感じることがある」が35.1%となりました。
このことからも、6割以上の人事担当者が価値観の変化を感じていることがわかります。
回答者の中には「『会社の目的と自分自身のキャリアのつながり』や『自身の成長』を重視する傾向が強い」「転職や自身でキャリアを築くことに意欲的な人が多いと感じる」「どのような経験ができるか、どのようなスキルが身につくかを重視する人が増えていると思う」のような意見が多くみられました。
6社に1社が人事制度を変更予定
「価値観の変化や『キャリアの自律』への関心の高まりを受けて、受け入れ方法や人事制度の変更を予定していますか?」という質問に対し、6社に1社が変更を予定していると回答しました。
また、39.8%の企業が変更を検討していることがわかりました。
変更を検討していることとして「研修制度」が最多
新入社員の受け入れ方法や人事制度において変更したこと、あるいは変更を検討していることとして、「研修制度」が65.7%と最多になりました。
次いで「上司と部下とのコミュニケーション方法」が45.9%、「給与体系」が40.6%、「配属方法」が37.7%となります。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001121.000013485.html
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