月額制ファッションレンタルサービス「airCloset(エアークローゼット)」を運営している株式会社エアークローゼットは、株式会社ジュンと連携し、販売員の方が制服として利用した商品を「airCloset」の在庫として再活用するプロジェクトを本格的に開始します。
アパレルの制服の課題
同社によると、ブランドが販売員に無料で新作商品を貸す「制服制度」には、制服利用が終了した商品を回収後に再活用する方法が少なく、衣服循環の仕組みを構築できないのが課題であるとのこと。
衣服のシェアがない状態だとブランドが貸し出した商品は販売員が個人で利用するのみになってしまい、ときには利用せず廃棄する場合もあるそうです。
また、衣服は自費負担の場合もあり、販売員に金銭的な負担がかかってしまうこともありました。
「制服制度」の負担軽減を目指す
その問題を解決すべく、このプロジェクトでは制服を販売員に貸し出した後「airCloset」でメンテナンスし、レンタル提供するサービスを2019年から開始。レンタルサービスとの連携を行うことで、制服として利用した後にレンタルアイテムとして再利用することが可能となり、衣服のシェアリングが実現します。
この連携により、服の再利用先の選択肢が増えたことで、衣服を貸すブランド側と販売員の両方の負担軽減を狙っているそうです。
ファッション業界の衣服循環へ
現在では、連携店舗が150店舗に達し、体制が整ってきたことを受け、このたびプロジェクトを公表しました。今後は、さらに多くの企業との連携に向けて本格的に進めていく考えです。
同社は、今回のような衣服シェアリングの取り組みを継続的に実施することで、ファッション業界の衣服循環を推進していくそうです。
<参照>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000011623.html
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