HOME「BTSのダンスは、踊れる」と思ってしまう……それは‟思考の穴”です! 名門校の人気講義が邦訳書籍化

「BTSのダンスは、踊れる」と思ってしまう……それは‟思考の穴”です! 名門校の人気講義が邦訳書籍化

服部真由子

2023/09/14(最終更新日:2023/09/15)


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米・アイビーリーグ所属の名門校イェール大学の人気講義「シンキング」を日本語訳した書籍『イェール大学集中講義 思考の穴 わかっていても間違える全人類のための思考法』が、株式会社ダイヤモンド社から9月13日(水)に発売されました。価格は1,760円(税込)です。

心理学教授が紐解く思考の仕組みとは?

年間450人の学生が受講するというイェール大学で人気を集める講義「シンキング」を書籍化した本書。「どんなにロジカルに考えようとしても、人は間違った判断をしてしまう」という考えに基づいて、アン・ウーキョン教授(同校の心理学教授/「シンキング・ラボ」ディレクター)が、科学的なリサーチに基づいて人間の思考の仕組みを解説します。

本書は、<BTSのダンスを観て、「自分でも踊れる」と思ってしまう>、<エビデンスより「友だちの話」を信じてしまう>などの身近に感じやすい例を挙げながら進みます。そのため、無意識のバイアスが認識をゆがめて、客観的な判断を妨げることを招かないためのノウハウを、難しさを感じずに学べるそうです。

講義に込められた著者の願い

人が日々下す判断は1時間につき2,000、1日にすると35,000とも言われているそうです。どんなに知識が豊富な人であっても避けることが難しい「思考の穴」をふさげば、誤った判断に起因する失敗や後悔を減らすことができるようになる、と著者であるアン・ウーキョン教授はいいます。

また、その結果として人びとの論理的思考力が向上し、社会ひいては世界をよりよくすることが教授の願いだそうです。

著者プロフィール

アン・ウーキョン(Woo-kyoung Ahn)
イェール大学心理学教授。イェール大学「シンキング・ラボ」ディレクター。

イリノイ大学アーバナシャンペーン校で心理学の博士号を取得後、イェール大学助教、ヴァンダービルト大学准教授を経て現職。

2022年、社会科学分野の優れた教育に贈られるイェール大学レックス・ヒクソン賞を受賞。

著者の思考バイアスに関する研究は、米国国立衛生研究所の支援を受けている。米国心理学会および米国科学的心理学会フェロー。ハーバード大学、テキサス大学オースティン校、ペンシルベニア大学、タフツ大学などで学術講演を行い、その研究成果はNPR、ニューヨーク・マガジン、ハフポストなどのメディアで注目を集めている。

書籍概要

『イェール大学集中講義 思考の穴 わかっていても間違える全人類のための思考法』

著者:アン・ウーキョン
訳者:花塚恵
定価:1,760円(税込)
判型:46判並製・384頁
発売日:2023年9月13日(水)
発行:ダイヤモンド社
https://amzn.to/3rcgL1x

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000045710.html

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