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「秋田県災害復興支援NFT」が販売開始 NFT活用で“持続的な支援の流れ”を目指す【株式会社ロクブンノ二ら3社】

青木一真

2023/09/12(最終更新日:2023/09/13)


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Webメディアの企画・運営・制作をメイン事業とする株式会社ロクブンノニ、ブロックチェーンのリサーチやコンサルティング業務を中心に行う合同会社Encrypto、LAを拠点とするリサイクルブランドA LOVE MOVEMENTの3社が、2023年7月に発生した秋田県内の豪雨被害を受けて災害復興支援を目的としたNFTを販売します。

NFTってそもそもなに?

一般に、NFTとは代替不可能な所有権つきデジタルデータのこと。つまり、世界でひとつだけのデジタル資産を持つことができる、近年話題のデジタル技術です。

複数枚販売されていても、ナンバリングが記載されていれば、従来のリトグラフ絵画と変わりありません。

A LOVE MOVEMENT代表・大久保 鉄三氏のNFTを販売

災害復興支援を目的としたNFTの販売にあたっては、A LOVE MOVEMENTの代表を務めるアーティスト・大久保鉄三氏とコラボレーション。

A LOVE MOVEMENT設立初期から多くの人に親しまれているという「スマイルくん」を使いながらも、秋田美人のようなキレイな「まつ毛」を従来のデザインに組み込み、背景色を秋田県のシンボルカラーに近づけました。

販売価格は10ドル。対応通貨は、Ethereum(イーサリアム)という仮想通貨です。仮想通貨は、「bitbank」「Coincheck」「Zaif」などで購入することができます。

NFTで実施した理由は「持続的な支援の流れを作ること」

2022年12月に実施された秋田県庁とのオンラインミートアップ以降、地方への貢献活動に向けて動いていたという3社。

2023年4月には、株式会社ロクブンノ二が秋田県庁から、社員のリモートワーク移住を目指して県内でのお試し移住体験などを実施する意向を持つ企業として、「リモートワークで秋田暮らしパートナー企業」に認定されました。

今回は、従来の寄付とは異なり、NFTの活用で持続的な支援の流れをつくることを目指し、NFTでの活動を始めることにしました。

NFTは偽造不可な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータであるため、購入したNFTを再販しやすいという点があります。より高額で売却できるのではないかと踏んで、再販目的でNFTを購入する人もいます。

二次流通で発生した料金を寄付することで、さらに寄付先に還元することができるという仕組みと同社は説明しています。

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000048829.html

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