不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」を運営する株式会社LIFULL(ライフル)は、秋の転勤シーズンを迎えるなか、「6万円台で住める家が多い東京の駅ランキング」を発表。1位は西新井駅(東京都足立区)で2,514件となりました。
調査では、2022年8月~2023年7月の期間、築40年以下・駅徒歩20分以内で、管理費を含む⽉額賃料から中央値を算出して6~7万円以内となった住居を対象としています。
20代の“理想の家賃”は6.4万円?
転勤する機会が多いとされる20代の平均給与320万円(リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル調査(JPSED)2020」より)のうち、手取り給与額はその80%、256万円になると設定。
支出に占める家賃の理想的なバランスは「家賃は手取りの3割」とされることから“理想の家賃”を6.4万円と算出し、6~7万円以内となった住居の件数を調べたそうです。
2、3位は?
1位の西新井駅に続いたのは、「梅島駅」(足立区)で2,291件。3位は「京成小岩駅」(江戸川区)で2,254件となりました。
2位の梅島駅、4位の五反野駅とともに、足立区内にある駅が上位を占める結果でした。
西新井駅ってどんな駅?
西新井駅は、足立区の西新井栄町にある駅。東急伊勢崎線(東武スカイツリーライン)、東武大師線が走っています。
映画館「TOHOシネマズ」を併設する大型ショッピングモール「アリオ西新井」や「イオンモール」があるほか、JR常磐線や東京メトロとの乗り換え可能な「北千住駅」まで5、6分でアクセス可能です。
5~6万円台だと?
同社はさらに生活費を抑えたいという人のために、「5万円台で住める家が多い東京の駅」も調査。その結果、1位は2位以下を大きく引き離して2,215件の「大塚・帝京大学駅」(八王子市)に。
2位は1,551件の「京王堀之内駅」、3位は1,054件の「中央大学・明星大学駅」となり、八王子市内の駅がトップ3を占めました。
<参照元>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000373.000033058.html
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