朝鮮戦争中、アメリカ合衆国の戦闘パイロットが、意思/行動決定の際に活用していたという理論「OODAループ」。時代が変わり、ビジネスシーンや教育現場でも使われる機会が増えているそうです。
では、「OODAループ」の正しい意味は、以下のうちどれでしょうか。
①相互に重複せず、全体的に漏れがないように進めること
②個人の暗黙知を形式知へと換え、組織全体で共有するためのフレームワーク
③意思決定と実行の一連の流れを複数のプロセスで表したメソッド
答えは…
③意思決定と実行の一連の流れを複数のプロセスで表したメソッド
解説
「OODA」は、「Observe(観察)」「Orient(状況判断)」「Decide(意思決定)」「Act(実行)」の頭文字を取った言葉。
なお、読み方は“オーダ”ではなく“ウーダ”です。
「OODAループ」同様、意思決定から実行までのプロセスを表したフレームワークとして、「PDCAサイクル」があります。
ただ、「PDCAサイクル」が「Plan(計画)」から始まるのに対し、「OODAループ」は計画なしでとにかく「行動(Act)」することが目的であり、状況に対して適切な行動を素早く判断・実行することを重要視。
ビジネスを取り巻く環境の変化が激しい現代、臨機応変な対応や機敏な意思決定によって高いパフォーマンスを発揮するのに効果的といわれています。
OODAループの詳しい解説はこちらから(↓)
「OODA(ウーダ)ループとは?PDCAサイクルとの違いや、メリットを解説」
前回のビジネスクイズ「【クイズ】仕事でも使える“フットインザドア”の意味は?」はこちらから
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