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“ディーセントワーク”は、1999年に国際労働機関(ILO)の事務局長(当時)が提唱した考え方。ILOは全ての労働者にディーセントワークを実現することを目指しています。
ビジネスパーソンもその概念について理解を深めておくと、役に立つ場面があるかもしれません。
では、次のうちディーセントワークの正しい意味はどれでしょうか?
①働きがいのある人間らしい仕事
②残業がない仕事
②上下関係なく業務を進められる仕事
答えは…
①働きがいのある人間らしい仕事
解説
ディーセントワークとは、「権利が保護され、十分な収入を生み、適切な社会保護が供与された生産的仕事」を指す概念です。
労働には男女間の不平等、移民労働者の搾取、児童労働や、失業や不当解雇など、さまざまな課題があります。
「持続可能な開発目標(SDGs)」においても、「包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する」ことが目標の1つとして掲げられており、各国や企業の取り組みが不可欠です。
ディーセントワークの詳しい解説はこちらから
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