食品スーパーマーケット・チェーンを展開する株式会社ベルクは、9月1日（金）から従業員の頭髪や装飾品などの身だしなみ基準を変更しました。
若い世代のなかで髪色・髪型などの多様化が進み、外国人の従業員も働いていることから、ダイバーシティの推進と人材活用の観点から基準の変更を決めたそうです。
髪色やネイルなどを変更
今回の変更では、髪色など7項目の基準を変更しました。頭髪では、髪色の自由だけではなく、髪型も自由となりました。また、ヘアアクセサリーや指輪なども条件を満たした場合は可能とし、仕事中に着け外しをせず業務に取り組むことができます。
同社によると、身だしなみ基準については、「常に衛生的かつ清潔であり、お客様に不快感や恐怖感を与えないこと」「作業性と安全性を考慮し、業務に支障を与えないこと」を前提条件としているそうです。
変更後、社内にも変化が
この制度の変更を社内に公表した後、アルバイトの学生から「髪色を明るく染めるため退職を申し出たが、身だしなみ基準の緩和を知って退職の撤回をお願いした」という従業員も出てきたそうです。見た目の多様性を認めることで、企業への人材不足をカバーできるかもしれません。
同社は今回の変更にあたり、「今後も、変化する時代のニーズやお客様と従業員の声に耳を傾け、柔軟で最適なルールの見直しを行い、従業員の働きやすさと企業価値の向上を追求していく」とコメントしています。
＜参照＞
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000106383.html
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