Gmailが届いているはずなのに「メールボックスにメールが確認できない!」と困っている人もいるのではないでしょうか。
Gmailが届かない問題が生じたときは、焦らずに一つひとつの対処法を試すことが大切です。本記事では、Gmailが届かない際に確認するべき内容と対処法をご紹介します。
大切なメールが届かず困っている人はぜひ参考にしてください。
- Gmailを受信する3つの方法
- Gmailが届かない際に確認するべき内容・対処法
- Gmailが届かない場合の、送信者にできる対処法
Gmailを受信する3つの方法
Gmailを受信する方法は3つあります。受信する方法によって対処法が異なるため、まずはどの方法でGmailを受信しているのかチェックしてみましょう。
Webメール
Gmailを受信する1つ目の方法は、WebのブラウザからGmailを確認する方法です。
Gmailがサポートされているブラウザは、以下の4つです。
-
Google Chrome
-
Firefox
-
Safari
-
Microsoft Edge
これら以外のブラウザを使用している人は、サポートされているブラウザに変えてメールをチェックしてみましょう。
参考記事:【2021年】おすすめのブラウザTOP5を比較!ブラウザを選ぶ5つのポイントも紹介
Gmailアプリ
Gmailを受信する2つ目の方法は、Gmailアプリです。
Gmailアプリは、Webブラウザを使用せずに、iPhoneやAndroidなどのスマホからメールを見れる便利なアプリです。
Gmailアプリはすぐにメールを見れるメリットがありますが、誤操作で左スワイプをしてしまいメールが「アーカイブ」されてしまいます。アーカイブされると、受信ボックスからメールが非表示になり、メールが削除されてしまったと思う人もいるでしょう。
「すべてのメール」の欄を見ると、届いていないと思っていたメールが見つかるかもしれません。
他のメールクライアントソフト
Gmailを受信する3つ目の方法は、他のメールクライアントソフトです。
Microsoft OutlookやApple Mailなどの他のメールクライアントソフトからGmailを見ている人もいるのではないでしょうか。
初めて、他のメールクライアントソフトからGmailを受け取る人は、POP を設定する必要があります。POPの設定方法は以下で詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Gmailが届かない際に確認するべき内容・対処法
受信者側・送信者側のどちらかに問題があるとき、Gmailが届かない問題が生じます。まずは、受信者側にGmailが届かない際に確認するべき内容・対処法をご紹介します。
Googleドライブの容量が足りているか
Gmailが届かない際に確認するべき1つ目の内容は、「Googleドライブの容量が足りているか」です。
Google アカウントは、Gmail、Google ドライブ、Google フォトなどのサービスで使用している容量が15 GBを超えると、Gmailが届かないこともあります。
Googleドライブを開き、画面左側にある「保存容量」をクリックし、容量をチェックしてみましょう。
容量15GBになっている場合は、Googleドライブの容量が問題で、Gmailが届いていない可能性が高いです。不必要なGmailや写真を消して、容量を確保しましょう。
ほかのフォルダに入っていないか
Gmailが届かない際に確認するべき2つ目の内容は、「ほかのフォルダに入っていないか」です。
メールがアーカイブされていると、受信トレイからではメールは表示されません。
「すべてのメール」などの他のフォルダをチェックしてみましょう。
すべてのメールから検索する
Gmailが届かない際に確認するべき3つ目の内容は、「すべてのメールから検索すること」です。
「すべてのメール」から、思い当たるメールを検索すると、届かないと思っていたメールを見つけられるかもしれません。
アーカイブされたメールは、検索窓に「-in:spam -in:trash -is:sent -in:drafts -in:inbox 」と入力することで表示されます。まずは、アーカイブされていないか確認してみてはいかがでしょうか。
迷惑メールに入っていないか
Gmailが届かない際に確認するべき4つ目の内容は、「迷惑メールに入っていないか」です。
迷惑メールフォルダは、日頃確認することが少ないため、必要なメールが入っていても気づかないことが多いです。
迷惑メールフォルダに入っているメールは30日後に自動的に削除されます。届くはずのメールの送信日から30日以上経っている場合は、迷惑メールとして削除されている可能性があります。その場合は、送信者にもう一度送ってもらうようにお願いをしましょう。
ゴミ箱に入っていないか
Gmailが届かない際に確認するべき5つ目の内容は、「ゴミ箱に入っていないか」です。
誤ってゴミ箱にメールを入れてしまっている可能性があるので、ゴミ箱のメールを今一度確認しましょう。
ゴミ箱のメールも30日後に自動的に削除される設定になっています。迷惑メールと同様に、送信日から30日以上経っている場合は、送信者にもう一度メールを送ってもらうように頼みましょう。
通信環境に問題ないか
Gmailが届かない際に確認するべき6つ目の内容は、「通信環境に問題ないか」です。
Gmailは一度受信したメールは、オフライン状態でも見ることができます。しかし、まだ受信していないメールは、インターネット接続が必須です。
インターネットに繋がっているか、Wi-Fiに問題がないかなどをチェックしてみましょう。
Gmailのサーバー自体に問題がないか
Gmailが届かない際に確認するべき7つ目の内容は、「Gmailのサーバー自体に問題がないか」です。
Gmailのサーバーに問題が起こっていたり、メンテナンス中だったりする場合は、Gmailを正常に受信できない可能性があります。
Gmailのサーバーに問題がないか「Google Workspace ステータス ダッシュボード」を確認してみましょう。
ログインしているアカウントが間違っていないか
Gmailが届かない際に確認するべき8つ目の内容は、「ログインしているアカウントが間違っていないか」です。
ログインしているGoogleアカウントが異なる場合、別のアカウントに対して送られたメールは見ることができないので、メールが届いていないと錯覚してしまうことも。
必要なら、他のアカウントのメールボックスも確かめてみてはいかがでしょうか。
Gmailの転送設定を確認する
Gmailが届かない際に確認するべき9つ目の内容は、「Gmailの転送設定を確認すること」です。
Gmailの転送設定は、以下の手順で確認できます。
「歯車マーク」をクリックし、「すべての設定を表示」を開きます。
「転送」画面にある設定を確認しましょう。受信メールを「XXX@gmail.com」に転送して「Gmailのメールを削除する」となっていた場合、メールが転送後削除されてしまいます。
削除されるように設定された場合、転送後のメールボックスを確認しましょう。
また、このような問題を起こさないためにも、「Gmailのメールを受信トレイに残す」に変更しておくといいですね。
Gmailのフィルタを確認する
Gmailが届かない際に確認したい次の内容は、「Gmailのフィルタを確認すること」です。
過去に作成していたフィルタで、特定のメールアドレスから来たメールを削除する設定にしている可能性があります。
フィルタを作った覚えがある人は、フィルタに問題がないか確認してみましょう。
フィルタの編集・削除する方法は、「Gmailのメールをフォルダ分けする方法|自動振り分けする方法も合わせて紹介」で解説しているので、参考にしてください。
Gmailアプリをアップデートする
Gmailが届かない際に確認したい次の内容は、「Gmailアプリをアップデートすること」です。
Gmailアプリをアップデートせず古い状態で使っていると、メールを受信できないことがあります。App StoreまたはGoogle Play Storeを開き、Gmailアプリが最新版であることを確認しましょう。
ウイルスソフトを一時的に無効化する
Gmailが届かない際に確認するべき内容は、「ウイルスソフトを一時的に無効化すること」です。
ウイルスソフトによって、詐欺の可能性があるメールや怪しいメールなどがブロックされている可能性があります。ウイルスソフトを一時停止して、 Gmailのメールが届いていないか確認するのも一案です。
しかし、一時的といえどもウイルスソフトを停止すると、悪意のあるメールが届く可能性があります。十分注意したうえで行い、確認後はウイルスソフトを有効にすることを忘れないようにしましょう。
POP/IMPを確認する
Gmailが届かない際に確認したい次の内容は、「POP/IMP」です。
Gmailを転送し、別のメールクライアントソフトを使ってメールを確認している人は、POP/IMPを確認しましょう。
「メール転送とPOP/IMP」を開き、POPでメールにアクセスする場合「Gmailのメールを削除する」になっていると、WebブラウザやGmailアプリからは、Gmailを確認できません。
転送先のメールボックスを確認して、メールが届いていないかチェックしましょう。
Gmailが届かない場合の、送信者にできる対処法
受信者に問題がない場合、送信者側の不手際でメールが届いていない可能性があります。
受信者がよく確認した上で、送信者側に指示を仰ぎましょう。
メールアドレスが間違っていないか
Gmailが届かない場合の、送信者にできる対処法の1つ目は、「メールアドレスが間違っていないか」です。
当たり前ですが、メールアドレスが間違っていると相手にメールを送ることはできません。まずは、相手のメールアドレスが間違っていないか、エラーメッセージが来ていないかなどを確認しましょう。
メールの容量が大きすぎないか
Gmailが届かない場合の、送信者にできる対処法の2つ目は、「メールの容量が大きすぎないか」です。
メールの容量が大きすぎる場合、メールを正しく受信できないことがあります。メール容量が大きい場合は、添付するファイルを分けて送るのも一案です。
また、Gmailは、25MBまでの添付ファイルを送れます。25MBを超えると、自動的に、Googleドライブのリンクが作成され、メールが送信されます。Googleドライブへのアクセス権が相手にない場合は、添付ファイルが見れないので、注意しておきましょう。
IPアドレスの評価を確認する
Gmailが届かない場合の、送信者にできる対処法の3つ目は、「IPアドレスの評価を確認すること」です。
IPアドレスの評価が下がっていると、メールが受信者のもとに届かない問題が発生します。例えば、大量のメールを沢山の人に送り、迷惑メールに入れられた割合が大きいとIPアドレスの評価が下がってしまいます。
心当たりがある人は、IPアドレスの評価を「Postmaster Tools」を使って確認してみましょう。
ドメインに問題がないか確認する
Gmailが届かない場合の、送信者にできる対処法の4つ目は、「ドメインに問題がないか確認すること」です。
ドメインがブラックリストに入っている場合、相手にメールが届かない可能性が高いです。
自分の使用しているドメインがブラックリストに入っているかは、「Spamhaus」で確認できます。
不当にブラックリストに入っている場合は、抗議や解除申請ができます。まずは、ブラックリストに入っていないかチェックしてみましょう。
Gmailが届かない場合は、焦らず一つひとつ確認してみよう
- Gmailのほかのフォルダに入っていないか確認する
- 通信環境や容量に問題がないかチェックする
- 送信者側はメールアドレスが間違っていないか確認する
本記事では、Gmailが届かない場合の対処法を受信者側と送信者側に分けてご紹介しました。
来るはずのメールが届かない場合は、まずは他のフォルダに入っていないか確かめてみましょう。そのうえで、通信環境に問題がないか、ログインしているアカウントに間違いがないかなどを調べることをおすすめします。
本記事を参考に、届いているはずのGmailを探してみてはいかがでしょうか。
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