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ロッテがガムボトル容器回収リサイクルの実証実験を開始 プラスチック資源循環へ課題整理

菓子翔太

2023/08/31(最終更新日:2023/10/13)


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株式会社ロッテは、キシリトールガムなどで採用しているプラスチック製ガムボトル容器について、不要になった容器を回収してリサイクルする実証実験を9月から開始します。

不要となったガムボトル容器はボールペンに

「キシリトールガム<ライムミント>」「キシリトール オーラテクトガム〈クリアミント〉スリムボトル」などロッテのプラスチック製のガムボトル容器だけでなく、他社製品のボトルも回収するそうです。同社によると、不要となったガムボトル容器は、ボールペンにリサイクルします。

回収に協力する伊藤忠商事株式会社や野村證券、三井住友銀行など約50の団体・企業の事業所100カ所に「ガムボトル回収ボックス」を9月~12月まで設置します。

リサイクルしたボールペンは、協力企業に寄贈するとのことです。

プラスチック問題とは

プラスチックがきちんと分別せずに可燃ごみとして処分されると、地球温暖化の原因となる温室効果ガス(CO2)削減の妨げとなります。

また、不法投棄やポイ捨てされたプラスチックごみは、河川を通じて海にたどり着き、海洋汚染につながるそうです。

プラスチック製品の原料である石油資源の枯渇が懸念されており、地球環境を守るための取り組みとして、プラスチック材使用量の削減や、資源循環への貢献が求められている状況です。

ロッテ プラスチック基本方針

ロッテでは、「ロッテ プラスチック基本方針」を策定。

「石油由来プラスチックの使用量削減に努めます」「リサイクル原料の使用を推進し、プラスチックの資源循環に貢献します」「リサイクルしやすいプラスチック包材(モノマテリアル)の使用を推進し、プラスチックの資源循環に貢献します」の3つをかかげています。

こうした方針にのっとり、今回の実証実験は、プラスチックの資源循環に向けて課題を整理する目的で行われる取り組みとのことです。

<参照元>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002085.000002360.html

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