革製品の製造・販売を行っている株式会社ナダヤは新しいサステナブルレザーブランド"Ctan(シータン)"を販売します。第1弾のクラウドファンディングを8月18日(金)からMakuakeにて開始しました。
革製品は製造過程で6割捨てられている
レザー製品、特に牛革を使って作られた製品は製造過程でレザーロスを引き起こし、最終的には全体の6割以上の素材が製品になることなく廃棄されているそうです。
同社は、この現象が発生している理由として、革製品の多くがブランド製品などファッションに利用されており、厳しい品質管理が行われているからと考えています。
この状況に対しては、「もちろん私たちはこれまでのブランドを否定することはありませんし、今でも多くのブランドさんや小売店さんに支えられており、また多くのお客様がキズの無い製品を求めていることも十分に感じています」とコメント。
そのうえで、同社が破棄されるレザーに対し、できることを考えた結果生まれたブランドだそうです。
"Ctan(シータン)"という名前にもこだわりが
革は製品になる前に、状態がいい順に「A反(えーたん)」、「B反(びーたん)」、「C反(しーたん)」とランク付けされます。C反までになると製品化が難しいそうです。
同社によると、ブランド名である「Ctan(シータン)」にはC反のように捨てられてしまうレザーをできる限り利用することを通して”世界からレザーロスをなくす”という想いを込めて名付けたそうです。
革特有の特徴を活かす
このブランドでは、ブックカバーやペンケース、名刺入れなど全8種類の商品を展開。
ブランドのこだわりとして、革についてしまった傷やシワなどを無くさず、そのまま製品化しています。
また、革の素材は、植物の汁などから抽出したポリフェノール「タンニン」でなめした革であるベジタブルタンニンレザーを使用。
これにより、革の表情を深く味わえるようになり、本革らしいの経年変化も現れる製品になるそうです。
クラウドファンディングページはこちら
<参照>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000067063.html
https://www.makuake.com/project/nadaya_04/
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