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ビジネスシーンで「何度もメールしてすみません」は使ってもいいの?|言い換え表現や例文などを紹介

U-NOTE編集部

2023/06/21(最終更新日:2023/08/27)


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ビジネスシーンで「何度もメールしてすみません」というフレーズは使っていいのか不安になっている人もいるのではないでしょうか。

本記事では、「何度もメールしてすみません」の意味や文例、言い換え表現などを解説。「何度もメールしてすみません」と言われたときの対処法も紹介するので、参考にしてくださいね。

本記事の内容をざっくり説明
  • 「何度もメールしてすみません」の意味や文例
  • 「何度もメールしてすみません」の言い換え表現
  • 「何度もメールしてすみません」と言われたときの返答の仕方

「何度もメールしてすみません」の意味

「何度もメールしてすみません」は、何回もメールを送ったときに「複数回もメールして申し訳ない」という気持ちを表すときに使用されます。

ビジネスシーンでは、相手に何度も確認を取ることもあり一日に数十通のメールを送ることも。「何度もメールしてすみません」の「何度も」には具体的な基準はなく、自分のメールの回数が相手に負担をかけていると思ったときに使えます。

「何度もメールしてすみません」は目上の人には使用しないほうが無難

「何度もメールしてすみません」という表現は、相手への謝罪の気持ちを表す言葉ですが、ビジネスシーンでは少しくだけた印象を与えてしまいます。

後輩や同期に使う言葉遣いとしては問題ありませんが、上司や取引先などの目上の人には使用しないほうが無難です。

例えば、「度々メールして申し訳ありません」や「度重なるご連絡で恐縮です」など、失礼にならない表現を使うことをおすすめします。

「何度もメールしてすみません」の文例

仲のいい上司や先輩に「度々メールして申し訳ありません」などと硬い表現を使用すると不自然に感じられることもあります。

相手との関係性を考慮に入れた上で、「何度もメールしてすみません」を使うといいですね。

以下では、「何度もメールしてすみません」の文例を紹介。使い方を学ぶ参考にしてください。

「何度もメールしてすみません」の文例
  • 後輩:お忙しい中、何度もメールしてすみません。〇〇の件について教えていただけると幸いです。

    先輩:わかりました。会議が終わり次第、詳細を伝えに行きます。

「何度もメールしてすみません」の言い換え表現

「何度もメールしてすみません」には、複数の言い換え表現があります。

丁寧な表現から、普段から使える気軽な表現まで、覚えておくとメールを書くときに役立つでしょう。

度々メールして申し訳ございません

「度々メールをお送りしてしまい、申し訳ございません」は、「何度もメールしてすみません」よりもビジネスシーンにふさわしい表現のひとつ。

「何度も」を「度々」、「すみません」を「申し訳ございません」とひとつ一つの言葉を丁寧にしたイメージです。

何度も失礼いたします

「何度も失礼いたします」は、メールに限らず、何度も同じことを聞く場合にも使用できます。

汎用性の高い言葉なので、「何度も失礼いたします」は覚えておくことをおすすめします。

度重なるご連絡で恐縮です

「度々メールして申し訳ございません」よりも丁寧な印象を与える「度重なるご連絡で恐縮です」。何度も電話やメールで連絡をしたときに使用できる表現です。

「恐縮(きょうしゅく)」という言葉は、プライベートで使うことは少ないですが、ビジネスシーンでは頻繁に使用されます。

例えば、ビジネス枕詞の「恐縮ですが、〜〜していただけますか」のように使用されます。まだ「恐縮」という言葉を覚えていない人は、この機会に覚えておきましょう。

重ね重ねのご連絡申し訳ありません

「重ね重ねのご連絡申し訳ありません」は、「何度もメールしてすみません」よりも頭ひとつ抜けた丁寧な表現です。

他にも、「幾重にもお詫び申し上げます」など謝罪の気持ちを表す言葉もあります。しかし、普通の会話の中で、あまりにも深い謝罪をしてしまうと相手を困惑させてしまう可能性があります。「幾重にもお詫び申し上げます」などの深い謝罪は、相手を怒らせてしまったときなどに使うといいですね。

五月雨式で申し訳ございません

「五月雨式(さみだれしき)で申し訳ございません」は、旧暦の5月に細々と降る雨のように、何度もメールをして謝る気持ちを表しています。

あまり使われない表現ですが、天気を使った美しい言葉。古風な表現をされる方とメールをする際は、使ってみてもいいでしょう。

「何度もメールしてすみません」と言われたときの返答の仕方

「何度もメールしてすみません」という旨のメールを受け取ったときは、相手の心に寄り添って返信をするといいでしょう。

例えば、以下のように、返答することをおすすめします。

「何度もメールしてすみません」と言われたときの返答の仕方
  • 「いいえ、問題ありません。お役に立てたなら幸いです。」
  • 「ご心配なく。大事なことだったので、すり合わせできてよかったです。」
  • 「こちらこそ、お手数をおかけしました。」

「何度もメールしてすみません」を丁寧に言い換えて使用しよう

本記事のまとめ
  • 「何度もメールしてすみません」は目上の人には使わないほうがいい表現
  • 「度々メールして申し訳ございません」「何度も失礼いたします」などの表現を覚えよう
  • 「何度もメールしてすみません」と言われたときは、相手の気持ちに寄り添う返信をしよう

本記事では、「何度もメールしてすみません」の意味や言い換え表現などをご紹介しました。

すでにご紹介した通り、「重ね重ねのご連絡申し訳ありません」などの表現と比べて、「何度もメールしてすみません」はカジュアルな印象を与えます。同じ意味を表す言い換え表現などを使って、丁寧に謝罪の気持ちを表すことをおすすめします。

本記事を参考に、「何度もメールしてすみません」の言い換え表現を覚えて活用してみてはいかがでしょうか。

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