HOMEビジネス 就活時のオンライン面接のマナーは?事前準備やWeb面接時のポイントを紹介

就活時のオンライン面接のマナーは?事前準備やWeb面接時のポイントを紹介

U-NOTE編集部

2023/05/31(最終更新日:2023/08/27)


このエントリーをはてなブックマークに追加

就活ではオンライン面接を行う会社も増えてきています。オンラインでの面接はどのようなことに注意したらいいのか、不安な方も多いでしょう。

そこで本記事では、就活時に知っておきたいオンライン面接のマナーを紹介。事前にしておくべき準備やWeb面接時に注意しておきたいポイントなどを解説するので、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • オンライン面接(Web面接)の事前準備のマナーと7つのポイント
  • オンライン面接(Web面接)時に注意するべき5つのポイント
  • オンライン面接(Web面接)の退室時のマナー

 

オンライン面接(Web面接)の事前準備のマナーと7つのポイント

オンライン面接を行う際には、事前の準備が大切です。オンライン面接を行う場合に備えて、以下の7つのポイントをチェックしておきましょう。

オンライン面接(Web面接)の事前準備のマナーと7つのポイント

  • ポイント1.インターネット接続に問題がないか確認する
  • ポイント2.騒音がない静かな場所を確保する
  • ポイント3.パソコンやマイクの充電を確認する
  • ポイント4.アカウントを作成し、音声テストを行う
  • ポイント5.画面に映るものを整理する
  • ポイント6.トラブル時の連絡先をメモしておく
  • ポイント7.電子機器の通知がならないようにオフにしておく

ポイント1.インターネット接続に問題がないか確認する

オンライン面接(Web面接)の事前準備の1つ目のポイントは、インターネット接続に問題がないか確認することです。

いざ、オンライン面接に参加しようとしてもインターネットに繋がらなければ、参加できません。また、インターネット接続が不安定な場合、参加できても音声が乱れてしまったり、途中から接続が切れてしまったりするかもしれません。

企業側がオンライン面接で1人の就活生に使用できる時間は限られているため、インターネットに繋げなければ、満足に自己アピールできず採用に残念な結果を及ぼす原因に繋がります。

同じ場所であっても、インターネットの繋がりやすさや強さが変わります。自宅でオンライン面接を受ける場合は、オンライン面接を受ける部屋でWi-Fiやインターネット環境をチェックしましょう。

自宅のインターネット環境が悪い場合は、ミーティングボックスなどを利用することをおすすめします。ミーティングボックスは日時予約を行う必要があるので、計画的に予定を立てておくといいでしょう。

ポイント2.騒音がない静かな場所を確保する

オンライン面接(Web面接)の事前準備の2つ目のポイントは、騒音がない静かな場所を確保することです。

どんなに企業研究を行い、素晴らしい返答を話せても、自分の話している声が相手に届かなければ意味がありません。家の近くで工事をしている場合や、自宅が道路側に面していて車の音が聞こえる場合などは、対策を行いましょう。

工事をしている場合は、作業のない時間帯を確認したり、コワーキングスペースや大学で面接に参加したりなど異なる場所を確保するのもいいでしょう。

就活の面接があることを伝えるのは気恥ずかしく感じる人もいるかもしれませんが、家に自分以外の人がいる場合必ず面接があることを伝えましょう。伝えなければ、面接時に部屋に家族が入ってきて話したり、Wi-Fiのコンセントを抜いてしまったりするトラブルが起こるかもしれません。

オンライン面接時にトラブルがないように、事前に対策をしておくことをおすすめします。

ポイント3.パソコンやマイクの充電を確認する

オンライン面接(Web面接)の事前準備の3つ目のポイントは、パソコンやマイクの充電を確認することです。

Web面接を受ける際には、パソコンやタブレット、スマートフォーン、マイクやイヤホンなどのデバイスが必要です。

充電が途中でなくなってしまうと、面接が途中で止まってしまいます。パソコンだけではなく、充電式のイヤホンも忘れずに充電しましょう。

ポイント4.アカウントを作成し、音声テストを行う

オンライン面接(Web面接)の事前準備の4つ目のポイントは、アカウントを作成し、音声テストを行うことです。

オンライン面接は、ZoomやGoogle Meet、Skypeなどのツールを使って行われます。普段あまり使用しないツールが指定された場合、アカウントを作っていないと当日になって時間に間に合わないことも。

オンライン面接が決まったら、指定のツールのアカウントを作成し、問題なく使用できるか音声テストを行いましょう。また、ミュートの仕方や、カメラをオン・オフする方法など、実際に面接で使うであろう機能を確かめておくほうが賢明です。

大学やインターンなどで、ZoomやGoogle Meetなどを使用して慣れている人でも安心してはいけません。必ずログインして、ニックネームや名前、登録しているメールアドレスなどが面接にふさわしいかどうか確かめましょう。

ポイント5.画面に映るものを整理する

オンライン面接(Web面接)の事前準備の5つ目のポイントは、画面に映るものを整理する

ことです。

画面に面接と関係のないものが映っていると、ごちゃごちゃした雰囲気を与えてしまいます。片付けができないタイプだと思われてしまう恐れもあるので、なるべく画面に映るものがないようにしましょう。

背景画面を写真などに変えるのは面接の場面ではふさわしくないとされています。いつも背景を変えている人は、設定をもとに戻しておきましょう。

タブレットやスマートフォーンを使用する場合は、事前にカメラチェックをする際、デバイスを据え置きする場所をマークしておきましょう。

タブレットやスマートフォーンを使用する際に手で画面を支えていると、画面が揺れてしまい落ち着きがない印象になってしまいます。スマホスタンドなどを使って、画面を固定しておくといいですね。

ポイント6.トラブル時の連絡先をメモしておく

オンライン面接(Web面接)の事前準備の6つ目のポイントは、トラブル時の連絡先をメモしておくことです。

不慣れなオンライン面接では、トラブルがつきもの。トラブルは起こるものだと考え、必ず対策をしておきましょう。

例えば、パソコンがインターネットに繋がらなくなった場合にそなえ、企業に電話をかけられるように電話番号をメモ帳などに書いておくことをおすすめします。

ポイント7.電子機器の通知がならないようにオフにしておく

オンライン面接(Web面接)の事前準備の7つ目のポイントは、電子機器の通知がならないようにオフにしておくことです。

電子機器の音がなってしまうと、気が散ってしまうだけではなく、マナーにかけていると思われる原因になります。

スマホやタブレットだけではなく、腕時計や置き時計なども音がならないように、チェックしておくことをおすすめします。

オンライン面接(Web面接)時に注意するべき5つのポイント

オンライン面接は事前準備を整えることで、安心して面接を受けられます。

次は、オンライン面接時に注意するべき5つのポイントをご紹介します。

オンライン面接(Web面接)時に注意するべき5つのポイント

  • ポイント1.時間に余裕を持って入室する
  • ポイント2.なるべくゆっくり話す
  • ポイント3.相手に伝わるようにリアクションする
  • ポイント4.姿勢を正しカメラの方に目線を向ける
  • ポイント5.服装を整える

ポイント1.時間に余裕を持って入室する

オンライン面接(Web面接)時に注意するべきポイント、1つ目は、時間に余裕を持って入室することです。

対面の面接と同様に、オンライン面接でも遅刻をしてしまうと、悪い印象を与えてしまいます。機材トラブルなどのトラブルを避けるためにも、5分前には準備を完了し企業の指定したツールを開いておきましょう。

トラブルが生じ、指定の時間まで治りそうにない場合は、すぐに企業に連絡を入れることが大切です。事前準備で用意しておいた連絡先に電話をして、状況を簡潔に伝えましょう。

ポイント2.なるべくゆっくり話す

オンライン面接(Web面接)時に注意するべきポイント、2つ目は、なるべくゆっくり話すことです。

東京電機大学情報環境学部の「相対発話速度が印象に及ぼす影響」によると、

口頭質問を行った結果,速い,遅い発話速度の話者に対しては「話しにくい」という回答が多く得られたが,同じ速度の話者に対しては「特になにもない」,「覚えていない」という回答が多く得られた.このことから同じ発話速度の話者に対しては印象を持ちづらい,無個性であると判断されると示唆される.人は快印象よりも不快印象の方が残りやすい[7]とされていることから,同じ発話速度の話し手は,速い,遅い発話速度の話し手と比較して印象が良いのではないかと考えられる.

引用:本木 隼人「相対発話速度が印象に及ぼす影響

と記載されています。

話す速さが面接官と比べて遅い人や速い人は悪い印象が残ってしまう可能性が高いです。Web面接の担当者の話す速さに合わせられるとGOOD。

話すテンポを合わせることを普段から意識すると、コミュニケーションもうまくいきますよ。

ポイント3.相手に伝わるようにリアクションする

オンライン面接(Web面接)時に注意するべきポイント、3つ目は、相手に伝わるようにリアクションすることです。

話しているときに相槌やうなずきなどの反応がないと、「自分の話を聞いてくれているのか」と不安になったことがある人も多いのではないでしょうか。

オンライン面接では、カメラ越しのため、リアクションがいつもよりも伝わりづらいです。

出典:Biz Hits「【WEB面接のメリット・デメリットランキング】男女482人アンケート調査

実際、Web面接のデメリットの3位に「表情や反応がわかりにくいこと」が挙げられています。

相手に不安になってもらわないように、リアクションをいつもより丁寧にすることをおすすめします。

ポイント4.姿勢を正しカメラの方に目線を向ける

オンライン面接(Web面接)時に注意するべきポイント、4つ目は、姿勢を正しカメラの方に目線を向けることです。

画面に映っている面接官を見てしまう人も多いのではないでしょうか。

面接官の立場に立つと、カメラを見ていない就活生はどこか別の場所を見て話しているように見えてしまいます。アイコンタクトが取れないと、相手は自分の話を聞いてくれていないという不安を持ってしまいます。

画面越しではありますが、なるべくアイコンタクトをするように意識しましょう。

参考:土屋裕希乃「会話場面における視線行動と 満足度および印象評価の検討

ポイント5.服装を整える

オンライン面接(Web面接)時に注意するべきポイント、5つ目は、服装を整えることです。

「オンライン面接だから服装は適当でいいや」と思っている人もいるのではないでしょうか。

オンライン面接でも実際の面接と同様に、相手にいい印象を与えるためにも、きちんとした服を着ることは大切です。服装を確認するために、全身をカメラに映すことを要求する企業もあります。

どのような服を着ればいいのかわからないという人は「就活時のリクルートスーツの選び方5つのポイント!色・値段・持ち運びはどうする?」を参考にしてみてはいかがでしょうか。

面接にふさわしい装いで、自分の気持ちも整えましょう。

 

オンライン面接(Web面接)の退室時のマナー

オンライン面接の退室時は、企業の担当者が先に退室してもらうのがマナーです。そそくさと退室すると、悪い印象を与えてしまう可能性があるので注意しましょう。

次の面接の関係で、企業の方が退室しそうにない場合は、「失礼いたします」などと一言伝えて退室しましょう。

オンライン面接が終わったからといってすぐに気を抜かず、最後まで丁寧に対応することを意識しておくことが大切です。

 

オンライン面接(Web面接)を成功させよう

本記事のまとめ
  • ネット環境やアカウント作成など事前準備を完璧に行おう
  • トラブルに備えて連絡先を控えておく
  • 相手の話すスピードに合わせて、リアクションをいつもよりも意識して行う

本記事では、就活時のオンライン面接のマナーについてご紹介しました。

対面の面接の対策だけではなく、オンライン面接の準備をしなければいけないのは、就活生にとって負担を感じるかもしれません。しかし、人生において大事な面談なので、滞りなく対応できるように、丁寧に準備しておきましょう。

本記事を参考に、満足できるオンライン面接のために事前準備を行ってみてはいかがでしょうか。

【関連記事】


hatenaはてブ