HOMEビジネス 急成長した職種はエンジニア領域に集中 1位は年収337万円プラスにーーフリーランス・副業案件の年収時給ランキング

急成長した職種はエンジニア領域に集中 1位は年収337万円プラスにーーフリーランス・副業案件の年収時給ランキング

西 並子

2023/08/16(最終更新日:2023/08/16)


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フリーランス・複業・副業の求人マッチングサービス『SOKUDAN(ソクダン)』を運営するCAMELORS株式会社は、2023年最新版のフリーランス・副業案件の年収時給ランキングを公表。トップ3にはエンジニア職が並ぶ結果となりました。

プロジェクトマネージャー職は前年比から賃金大幅アップ

このランキングは、SOKUDANに掲載された求人案件の単価と稼働時間から平均時給を算出し、1日8時間、月21日稼働とした際の想定年収に基づいて行われました。調査では、「プロジェクトマネージャー」がもっとも伸びており、前期調査の年収1,055万円から337万円増加した1,392万円という結果に。次点で「データサイエンティスト」で295万円の増額、次いで「バックエンジニア」が283万円の増額となりました。

調査で算出された時給とその増加額(前年度比)は下図の通りです。

職種別の詳細

■プロジェクトマネージャー

もっとも大きな成長を示すプロジェクトマネージャー職。年収は1,392万円、前期比32%と大幅に増額しました。システム開発などのプロジェクト責任者として、企画から予算・工数の割り出し、人材確保までその完成までに必要となる準備・調達をになうマネージャー業務を指しますが、これはデザイン・エンジニア・マーケティング領域を中心に多様な業務を担っていることなどで、従来と比較してその価値が高く評価されているからでしょう。

■データサイエンティスト

ビッグデータを活用・分析し、ビジネス課題の解決や意思決定をサポートするデータサイエンティスト職。年収は21-22年から23%増加して1,278万円から1,573万円に。データ分析と人工知能の専門家への需要が高まりが反映されているようです。

■エンジニア(バックエンド、iOS / Android、フロントエンド、インフラ)

すべてのエンジニアの職種で年収が上昇しており、それぞれの職種での増加率は、バックエンドエンジニアで27%、iOS / Androidエンジニアで16%、フロントエンドエンジニアで14%、インフラエンジニアで10%です。この成長は、技術の進歩とデジタル変革の進行に伴い、これらの職種がますます重要になっていることを示しているでしょう。

■事業企画

事業の目標を作成し、その実行をサポートする事業企画職。年収は21-22年から23%増加し、947万円から1,162万円となっています。これは、事業戦略の重要性が高まり、その役割に対する評価が上昇しているためと思われます。

■マーケティング

年収は21-22年から14%増加し、770万円から879万円となっています。デジタルマーケティングの重要性が増した結果と言えます

■人事

年収は21-22年から19%増加し、542万円から644万円となった人事業務職。優れた人材の採用や活用がビジネス成功の鍵となり、人事のスペシャリストがますます重要になっていることを示すようです。

■カスタマーサクセス

自社サービスや商品を通じて、顧客の事業成長や、目標達成を支援するカスタマーサクセス領域。顧客満足度とエンゲージメントの向上がビジネス成長に直結するという考えが浸透し、その役割が高まっているといえます。年収は21-22年から21%増加し、484万円から583万円となっています。

調査概要

SOKUDANに掲載された求人案件(一部抜粋)の単価と稼働時間から平均時給を算出し、その平均時給から1日8時間、月21日稼働で想定月収と想定年収を試算。

【対象期間】2022年7月〜2023年6月(直近1年)/2021年7月〜2022年6月(比較対象の期間)

【対象案件数】2,279件 ※一部抜粋

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000045678.html

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