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転勤のメッセージ10例文紹介|上司や先輩、先生など相手との関係ごとに紹介

U-NOTE編集部

2023/05/09(最終更新日:2023/08/27)


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転勤する方には、転勤のメッセージとして感謝の気持ちやねぎらいの言葉を送ります。無難な内容でももちろん問題ありませんが、間柄によっては冷たい印象を与えることも。相手との関係性を考慮してメッセージを考えるのがベターです。

そんな転勤のメッセージについて解説。内容を考える際のポイントに加えて、10個の例文をご紹介しています。メッセージについて迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

本記事の内容をざっくり説明
  • メッセージの内容を考える際に意識したい3つのポイント
  • 親しい間柄別、参考にできる10個の例文をご紹介
  • 相手の印象に残るユニークなメッセージとは

 

転勤や異動する人に送るメッセージを考える際のポイント

転勤や異動の辞令があった際には、長く仕事をした相手であるほど、込めたい想いがたくさんあるのでどのような内容にするべきなのか悩む人も多いでしょう。

次からはビジネスパーソンとしてどんなメッセージを送るべきか悩んだ場合に参考になる、メッセージを考える際のポイントについて解説します。

ポイント1.なるべく早く相手にメッセージを送る

転勤や異動する人に送るメッセージを考える際の1つ目のポイントは、なるべく早く相手にメッセージを送ることです。

正式な辞令があった後、本人から転勤や異動に関する挨拶が送られてくる前後にメッセージを送りましょう。挨拶は直前に行われることが多く、すぐにメールアドレスが削除されてしまったら返信が相手に届きません。

転勤や異動する方がお世話になった相手である場合、なるべく早くメッセージを送り、感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。

ポイント2.ネガティブ発言やふさわしくない言葉を使わない

転勤や異動する人に送るメッセージを考える際の2つ目のポイントは、ネガティブ発言は行わず、送り出すのにふさわしくない言葉は使わないことです。

本人の意思に関係なく、転勤や異動はお祝いするべきこととして捉え、明るく送り出すように心懸けることは大切です。上司や先輩など頼りにしていた相手であれば、その後の業務に対して不安を感じることもあるかもしれませんが、自身がいなくなった後を心配させるようなメッセージは避けるべきです。

ポイント3.お礼やねぎらいだけではなく、将来の活躍や幸せを願う言葉を使う

転勤や異動する人に送るメッセージを考える際の3つ目のポイントは、お礼やねぎらいだけではなく、将来の活躍や幸せを願う言葉を使うことです。

メッセージには必ず、今後の活躍を期待している旨や幸せを願っていることを書き加えましょう。「体に気を付けてください」「新天地でのさらなる活躍をお祈り申し上げます」などの一文で締めると、相手にも伝わりやすくなります。

関係性が深い相手であればかしこまった言い方ではなく、少し砕けた言葉でより伝わりやすいメッセージを送るのも問題ありません。

 

【上司】転勤する人へのメッセージ

お世話になった上司には、具体的なエピソードを絡めて感謝の気持ちを伝えましょう。困ったときに助けてもらったこと、プライベートな相談に乗ってもらったことなど、個人的な思い出に触れたメッセージを送ると相手にも喜ばれます。

【例文】
  • お世話になっております。

    ◯◯さん、◯◯へのご栄転おめでとうございます!

    新卒で入社した直後から今日まで、

    ◯◯さんには数多くの相談に乗っていただき非常に感謝しております。

    ◯◯さんの仕事に取り組む誠実な姿勢を間近で見れた日々はとても刺激的で、

    自分ももっと頑張らなければいけないと背中を叩いてもらっておりました。

    ご多忙の中、何かと気にしてくださりありがとうございました。

    新しい部署に行かれましてもご活躍されますようお祈り申し上げます。

    今まで本当にお世話になりました。

【親しい先輩】転勤する人へのメッセージ

親しい先輩であれば、上司よりカジュアルなテイストのメッセージを送っても問題ありません。あまり堅苦しい文面だと他人行儀と思われてしまう可能性があるので注意してください。

【例文】
  • お疲れ様です。

    ◯◯さん、◯年間お疲れ様でした。

    ◯◯として一から鍛え上げていただきありがとうございました。

    ◯◯さんの業務に取り組む姿勢を見習い、ビジネスパーソンの一人として

    より精進して参ります。

    もしこちらにいらっしゃることがありましたらご連絡ください。

    感謝の気持ちを込めてご馳走させてください!

    新天地でのさらなるご活躍をお祈りしています。

【親しくない先輩】転勤する人へのメッセージ

あまり親しくない先輩であっても、同部署でお世話になったりプロジェクトで同じチームになったりと何らかの関係がある場合は、メッセージを送るのがマナーです。具体的なエピソードが浮かびにくい分、無難な内容にはなってしまいますが、感謝の気持ちが伝わる内容であれば問題ありません。

【例文】
  • お疲れ様です。

    ◯◯さん、◯◯年間お疲れ様でした。

    ◯◯さんとはゆっくりとお話しできる機会が少なく残念です。

    忙しい中でも丁寧に対応し、最後まで妥協しない姿に感銘を受けておりました。

    もしまた一緒にお仕事をする機会がありましたら、

    そのときはもっとお話しさせてください。

    ◯◯に行かれましても益々ご活躍されることをお祈りしています。

【親しい同期】転勤する人へのメッセージ

同期へのメッセージは、友達に送るような砕けた内容で構いません。感謝の気持ちはもちろんのこと、ねぎらいの言葉や今後を応援する一文も入れます。親しい同期であれば、2人だけのエピソードを加えるのも良いでしょう。

【例文】
  • お疲れ様!

    ◯◯とはもっと長く一緒に仕事ができると思っていただけに

    転勤の知らせを聞いたときは驚きました。

    栄転おめでとう!

    オフィスに遅くまで残って2人で資料を作成したり、

    上司からまとめてお叱りを受けたり、◯◯とはたくさんの思い出があります。

    こっちに来ることがあればまたご飯に行こう。

    これからは別の部署でお互いに頑張ろう。

【親しくない同期】転勤する人へのメッセージ

あまり親しくない同期へのメッセージは無難な内容で問題ありません。あくまでも同期なので、親しみのあるカジュアルな文体でメッセージを送りましょう。

【例文】
  • おつかれさま。

    ◯◯とは一緒の仕事をする機会が少なかったけど、

    たまに資料作成をお願いすると迅速かつわかりやすい資料が上がってきて

    その仕事ぶりに刺激をもらっていました。

    ◯◯へ行っても今まで通りの◯◯で頑張ってください。

    もしこちらに来ることがあれば同期会を開催するので連絡してね。

    体に気を付けてお互いに頑張ろう。

【後輩】転勤する人へのメッセージ

後輩へのメッセージは、ねぎらいの気持ちや転勤による不安が解消されるような内容だと喜ばれます。先輩として見てきた後輩の良いところを伝えてあげましょう。

【例文】
  • お疲れさまです。

    ◯◯さんの存在は、同じ業務に取り組む先輩として

    非常に刺激的で、気持ちを新たにする機会となっていました。

    新しい部署でも積極的な姿勢を忘れないでいてください。

    困ったことがあれば連絡ください。そのときは美味しいものを食べに行こう!

【お世話になった先生】転勤する人へのメッセージ

一般企業の転勤とは違い、恩師や先生の転勤はその後会えなくなる可能性が高いため後悔がないように感謝の気持ちをしっかりと伝えてください。

【例文】
  • ◯◯先生

    ◯年間お世話になりました。

    先生の授業は発見が多く、そのおかげで苦手だった科目にもかかわらず

    集中して取り組むことができました。

    授業以外でも廊下ですれ違った際には声を掛けていただき

    先生の好きな◯◯の話で盛り上がったりと、とても楽しかったです。

    ◯◯先生がいなくなってしまうのは寂しいですが、

    教わったことを忘れずにこれからも勉学に励みます。

    少しの間でしたがお世話になりました。

    お体に気を付けてお過ごしください。

【顧問】転勤する人へのメッセージ

顧問は優しく、ときには厳しく生徒を指導する立場にあります。叱られたことや褒められたことなど、さまざまなエピソードがあるはずです。具体的な思い出を添えつつ、顧問としてお世話になったお礼を伝えましょう。

【例文】
  • ◯◯先生

    今日まで大変お世話になりました。

    ◯◯先生は部活中は厳しく、それ以外の場面では同級生のように接してくださいました。

    部活の楽しさだけでなく、頑張ることの大切さや勝負事の悔しさなど

    さまざまなことを教えていただきました。

    これから先、大きな壁にぶち当たったとしても

    ◯◯先生の指導に耐えたことや最後までやり抜けたことを自信に

    乗り越えていけそうな気がしています。

    ◯◯先生が◯◯部の顧問で本当に良かったと感じています。

    今までありがとうございました。

転勤する人へのくすっとくる面白いメッセージ

転勤する人との間柄が親しいものであれば、少し砕けた様子の面白いメッセージを送るのも良いでしょう。ポイントは、くすっとくるメッセージを入れた後、最後にきちんと相手の活躍を祈る一文を入れることです。

【例文】
  • お疲れ様です。

    ◯◯さんには業務だけでなく、社内のちょっとしたトラブルについても

    頼りにさせていただいていました。

    これからもトラブルがあったら◯◯さんに連絡するので

    なるべく早く来ていただけると助かります!

    というのは冗談で。

    新天地でもあらゆる人に頼りにされる人材を目指して頑張ってください。

    困ったらいつでもメールしてくださいね。

転勤する人への格言を使ったメッセージ

転勤する人が後輩や部下であれば、格言を使ったメッセージを送るのも良いでしょう。人事やマーケティング、営業など担当業務ごとに適した格言を餞の言葉として送ってみてください。

【例文】
  • お疲れ様です。

    ◯◯さんはどんなに時間がない中でも

    丁寧でわかりやすい資料を作成してくれていたので

    いつも非常に助かっていました。

    自分が何をすれば良いのか迷った際には、

    フランスの作家ロマン・ロランが残した言葉を思い返してみてください。

    「英雄とは、自分のできることをした人である。ところが、凡人はそのできることをしないで、できもしないことを望んでばかりいる。」

    異動先でも◯◯さんの良さを活かして

    活躍されることを祈っています。

    何かあればいつでもご連絡ください。

思いを込めたメッセージを考えよう

本記事のまとめ
  • ネガティブな言葉は使わず、相手の今後の活躍を祈る内容を送る
  • 親しい方であれば具体的なメッセージを必ず添えよう
  • 上司には丁寧に、気心のしれた相手であれば親しみのある文面がおすすめ

他の業務を行いながら過ごしていると、異動日当日まではあっという間。まだメッセージを考えていなかったという事態になることもあり得ます。短時間で作ったメッセージは意外にも相手に伝わってしまうものです。

今後の関係性を良好なまま維持するためにも思いを込めたメッセージを考え、しっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。

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