社会や地域コミュニティにおける人々の結びつきや信頼関係、そしてそれらを支える規範の重要性を説く概念「ソーシャルキャピタル」。欧州・英国などでは経済・社会にとって非常に重要な概念と認識されているそうですが、この概念が世界的に認知されるきっかけとなった学者は次のうち誰でしょうか?
①社会学者マックス・ヴェーバー
②教育学者ハニファン(L.J.Hanifan)
③政治学者ロバート・パットナム
答えは…
政治学者ロバート・パットナム
解説
ソーシャルキャピタルの概念が提唱されたのは1916年。アメリカの教育学者であるハニファン(L.J.Hanifan)が、善意や仲間意識、相手への共感や社会的な交流をソーシャルキャピタルとし、コミュニティへの関与が重要であると説明しました。この概念を自論・自著に用いることで、世界的に広めた政治学者がロバート・パットナム(Robert D.Putnam)。2000年後以降、さまざまな国でソーシャルキャピタルの研究が活発化しています。
「ソーシャルキャピタル」についての詳しい解説は以下の記事から↓
ソーシャルキャピタルとは?重視される理由や構成する3要素を解説
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