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エレベーターのビジネスマナーは?乗るとき・降りるときなどシーン別に紹介

U-NOTE編集部

2023/04/21(最終更新日:2023/08/27)


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ビジネスシーンでは上司や来客など、目上の人とエレベーターに乗り合わせることも多いのではないでしょうか。

本記事では、エレベーターに乗るとき、待つとき、降りるときなどのエレベーターのビジネスマナーを紹介。好印象を与えられるようにエレベータのマナーを学んでおきましょう。

本記事の内容をざっくり説明
  • エレベーターに乗るときのビジネスマナー
  • エレベーターに乗っているときのビジネスマナー
  • エレベーターを待つときのビジネスマナー

 

エレベーターに乗るときのビジネスマナー

まずは、エレベーターに乗り込むときのビジネスマナーについてご紹介します。

 

上司や目上の人が先にエレベーターに乗り込む

上司や目上の方が一人の場合は、先に目上の方に乗ってもらいましょう。これは、優先順位を譲ることで敬意を表す礼儀だと考えられています。この際にエレベーターのドアが閉まってしまわないように注意できるといいですね。

しかし、目上の方が複数人いる場合は、先にエレベーターに乗り、エレベーターの操作をしましょう。複数人いる目上の人を優先していると、エレベーターのドアが閉まってしまう恐れがあります。また、エレベーターの操作を目上の方にしてもらうのは失礼なので、注意しておきましょう。

 

エレベーター操作を率先して行う

エレベーターに乗った後は、上司や目上の方の手を煩わせないように、エレベーター操作を率先して行いましょう。

相手の真心でエレベーター操作を行ってくれている場合は、無理に行う必要はありません。

 

エレベーターの上座や下座を把握しておく

上記のようにエレベーターの操作盤の部分にドアがあるエレベーターがある場合、上記の画像のように、上座、下座が決まっています。

出口に近い側や、操作盤があるところが下座、遠い側が上座と覚えておくといいですね。

 

エレベーターに乗っているときのビジネスマナー

次に、エレベーターに乗っているときのビジネスマナーを紹介します。当たり前のことですが、できているか今一度確認してみましょう。

 

大きな声で会話をしない

エレベーターという密室空間では、想像しているよりも声が響いてしまうもの。聞くつもりがなくても相手の声の大きさから話の内容が聞こえてしまったという人もいるのではないでしょうか。

エレベーターの中で話すのはNGではありませんが、周囲の人に気を使って大きな声で会話をしないようにしましょう。

特に社外秘の情報や、クライアントの情報などが流出してしまわないように、会話の内容には気を配ってください。

 

飲食をしない

エレベーター内では、飲食をしてはいけません。

エレベーター内で飲食をすると、密室の中に食べ物や飲み物の匂いがこもってしまいます。

それだけではなく、狭い中で飲食をすると周りの人にこぼしてしまう可能性があり、清潔とはいえません。また、万が一食べ物を詰まらせてしまった場合、対応しにくいなどの問題があるので、エレベーター内での飲食は避けましょう。

テイクアウトの飲料などを手にしている場合は、こぼさないように注意してくださいね。

 

携帯電話やスマホを触らない

エレベーターで携帯電話やスマホを触ると、周りの人に見られてしまうことも。

ビジネスの重要なメール内容を見られて情報漏洩しないためにも、携帯電話やスマホを触らないようにしましょう。

 

エレベーターを待つときのビジネスマナー

エレベーターを待つときのマナーはシンプルに、真正面で待たないことです。エレベーターでは「降りる人が優先」です。

エレベーターのドアの正面に立つと、エレベーターから降りる人が降りにくくなってしまいます。事故につながることもあるので、ドアの正面で待つのは避けましょう。

 

エレベーターから降りるときのビジネスマナー

エレベーターに乗るときのマナーは、基本的には上司が先に乗ります。では、降りるときは自分と上司どちらが先に降りるのでしょうか。

以下で、エレベーターから降りるときのビジネスマナーを詳しくご紹介します。

 

上司や目上の人に降車を促す

エレベーターから降りるときは、上司や目上の人に先に降車を促し、自分は後に降ります。

エレベーターの操作盤を操作していた自分が先に降車してしまうと、エレベーターの扉が閉まってしまい、目上の人が事故にあってしまうことも。

操作盤を使用している人は、必ず最後にエレベーターから降りましょう。

 

エレベーター操作をしてくれた人に感謝を伝える

自分以外の別の人がエレベーター操作をしてくれていた場合は、一言感謝を伝えましょう。

「ありがとうございます」と言葉にして伝えるだけで、エレベーター操作をしてくれた人も嬉しい気持ちになりますよ。

 

上司や先方と同じエレベーターに乗るときのポイント

エレベーターのマナーをご紹介しました。では、今一度、上司や先方と同じエレベーターに乗るときのポイントを押さえていきましょう。

上司と自分の二人きりの場合、先に上司に乗ってもらい、自分が後に乗り操作盤の前に立ちましょう。

目上の方が二人以上いる場合は、「お先に失礼します」と一言声をかけ、操作盤の前に立ち「開く」ボタンを押しておきましょう。

目上の人が何人いるかでルールが変わることを覚えておきましょう。

降りる際は、上司が何人いようとも自分が最後に降ります。困惑しないように、何度かイメージトレーニングしておくことをおすすめします。

 

自分が取引先のエレベーターに乗るときのポイント

自分が取引先のエレベーターに乗るときは、無理に操作盤に立つ必要はありません。

先方からすると、自分が会社のお客様なので、もてなさなければいけません。お客様にわざわざ操作をしてもらったとなると、相手が上司に責められるかもしれません。

相手のためを思って、相手の誘導に従いましょう。

 

社会人としてエレベーターのビジネスマナーを押さえておこう

本記事のまとめ
  • 目上の方と自分だけがエレベーター待ちの場合は、目上の方が先にエレベーターに乗るように促す
  • 目上の人が複数いる場合は、自分が先に乗り操作盤の前に立つ
  • 目上の人が先に降りるように促し、自分は最後に降りる

本記事では、社会人として知っておきたいエレベーターのマナーについてご紹介しました。

エレベーターの中にも上座や下座があることを意識し、乗車や降車をスムーズに進めることが大切です。また「お先にどうぞ」などの声掛けをハキハキと伝えることで、更に好印象を与えられます。

本記事を参考に、エレベーターのビジネスマナーを押さえて実践してみてはいかがでしょうか。

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